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指定廃棄物、基準値以下の汚泥、山形で初処分 原発事故後発生、解除は千葉に続いて2例目

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■ 基準値以下の汚泥、山形で初処分 原発事故後発生、解除は2例目
中日新聞-2016年9月28日
 環境省は28日、東京電力福島第1原発事故後に山形県寒河江市で発生した指定廃棄物約2・5トンについて、放射性物質の濃度が基準値を下回ったとして、指定を解除したと明らかにした。解除は23日。寒河江市は26~27日に市内の処分場で埋め立てた。解除は千葉市に続き2例目で、処分は全国初。

 指定廃棄物は道路の側溝から出た汚泥で、2012年から市内の二つの公園で保管していた。基準値(1キログラム当たり8千ベクレル)を下回ると、一般の廃棄物として処分が可能になる。

 寒河江市の担当者は「保管場所の公園は日常的に使う場所であり、住民の不安が解消されて良かった」としている。

(共同)

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