■ 工事責任者ら書類送検へ14年末、島田の製紙工場火災
@S[アットエス] by 静岡新聞-2016年9月28日
2014年12月31日に島田市向島町の製紙会社の工場で発生し鎮火まで6日間を要した火災で、島田署などは近く、溶接作業の防火対策を怠り火災を発生させたとして工事統括責任者を務めた機械修理会社の焼津市の男性(47)と島田市の現場責任者兼作業員の男性(41)を、業務上失火の疑いで静岡地検に書類送致する方針を固めた。27日までの捜査関係者への取材で分かった。
火災は木材チップを保管するチップサイロ棟を全焼し、サイロ棟と連結する外付けのベルトコンベヤーの一部を焼いた。捜査関係者によると、出火元はベルトコンベヤーの方向転換部「シュート」付近と特定。14年12月30日にシュートの点検窓の交換・溶接工事が実施され、その際に発生した火花がベルトコンベヤーにたまっていた木くずなどの可燃物に燃え移ったとみられる。 ...
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工事責任者ら書類送検へ14年末、島田の製紙工場火災
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