NHK「熊本地震の災害廃棄物 川崎市で処理始まる」より
■ 熊本地震の災害廃棄物 川崎市で処理始まる
NHK-2016年9月20日
熊本地震で発生した災害廃棄物の処理を、熊本県外の自治体で初めて行うことになった川崎市で20日から処理が始まりました。
熊本地震で発生した熊本県内の災害廃棄物はおよそ195万トンと推計され、このうち4割に当たるおよそ81万トンを抱える熊本市は、処理を加速させたいとして、ほかの県の自治体などに協力を求めていました。
川崎市は、熊本県外の自治体として初めて災害廃棄物の処理を受け入れることになり、20日午前、川崎区のごみ処理施設、「浮島処理センター」に最初の廃棄物が届きました。
川崎市が受け入れるのは、地震で壊れてしまった家屋を解体した際に出た木くずで、20日はコンテナを載せたトラック2台が施設に入り、ごみを入れるピットの中に木くずを投入していました。そしてほかのごみと一緒に焼却するということです。
川崎市は、再来年6月末までの間、1日当たりおよそ20トンの木くずを受け入れ処理を行うことにしています。川崎市処理計画課の田中耕治課長は、「災害廃棄物の処理の支援を行うことで、一日も早い熊本の復興につながってくれればと思います」と話していました。
■ 熊本地震の廃棄物を川崎市で処理、JR貨物が輸送/熊本
LogisticsToday 2016年9月16日
川崎市と熊本市は15日、熊本地震で発生した熊本市の災害廃棄物の処理を川崎市の処理センターで行うとともに、熊本市から川崎市まで鉄道輸送を利用してこの廃棄物を運搬する、と発表した ...