■ 鋼材不純物が基準超え、仏原発 日本製設備、強度不足疑いで調査
東京新聞-2016年9月14日
フランスの原発で強度不足の疑いが指摘されている問題で、原子力規制委員会は14日、日本メーカーが納入した重要設備の鋼材の不純物濃度が基準を 超えていたと明らかにした。規制委が同日までにフランス当局から報告を受けた。不純物濃度は強度不足につながる可能性があり、フランス当局が調査を進めて いる。
調査の対象になっているのは大型鋳鋼品メーカー「日本鋳鍛鋼」(北九州市)。同社は日本国内で、稼働中の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)を含む8原発13基の原子炉圧力容器を製造しており、電力各社が現在、調査を続けている。(共同)
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■仏の原発で圧力容器の強度不足疑い 「日本鋳鍛鋼」製 国内に13基(稼働中の川内原発2基も) 2016年09月03日
東京新聞「仏の原発で圧力容器の強度不足疑い 「日本鋳鍛鋼」製 国内に13基」より
危機管理ゼロ
■ 原子力規制委、東電を厳重注意 福島第2の検知器警報オフ
北海道新聞 - 2016年9月12日
原子力規制委員会は12日、東京電力が福島第2原発の侵入検知器の警報を鳴らない ように設定していたことが核物質防護規定の順守義務違反に当たるとして、同社を文書 で厳重注意した。検知器が敏感に作動して警報が頻繁に鳴るため ...
■ 第二原発侵入警報停止 管理職が誤作動対策講じず
福島民報-2016年9月14日
東京電力福島第二原発で侵入検知器の警報が鳴らないよう設定されていた問題で、東電は13日、警備担当の社員が警報の誤作動を防ぐため改善を求めていたにもかかわらず、上司が対策を講じていなかったと明らかにした。「時間がかかる」などとして ...
■ 事業費1兆円投入も…「もんじゅ」廃炉検討
読売テレビ NEWS&WEATHER-2016年9月14日
NNNは12日、もんじゅを取材したが、事故などが相次ぎ、これまで22年間で稼働実績がほとんどない。運転中には閉じるはずの原子炉容器の巨大な蓋は取り外されたままで、中が見える状態だった。一方、原子炉を冷却する液体ナトリウムの装置などは動き ...
■ 敦賀市長「廃炉前提ないと信じる」
福井新聞-2016年9月14日
政府が日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)を廃炉にする方向で最終調整に入ったとの報道に関し、同市の渕上隆信市長は13日、報道陣の取材に「廃炉が前提となることはないと信じている」と述べ、あらためて存続を求める姿勢を ...
■ 核燃サイクル推進を 青森知事が経産相に要請
47NEWS-2016年9月14日
三村申吾青森県知事は13日、世耕弘成経済産業相と経産省で会談し、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の稼働を前提とした核燃料サイクル政策の実現や、同県を原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地と ...
■ 文科相 核燃料サイクル政策推進の考え示す
NHK-2016年9月13日
政府が進める核燃料サイクル政策で、青森県の使用済み核燃料の再処理工場とともに柱として計画された福井県の高速増殖炉「もんじゅ」をめぐっては、安全管理上の問題が相次ぎ、原子力規制委員会が日本原子力研究開発機構に代わる新たな運営主体を ...
■ 政府が高速増殖炉もんじゅの廃炉視野に検討(福井県)
日テレNEWS24-2016年9月13日
去年11月には原子力規制委員会が、もんじゅを運営する原子力機構の安全管理体制がずさんだとして文部科学省に対して別の運営主体を探すよう異例の勧告を出しましたがまだ決まっておらず、維持管理費だけで年間およそ200億円という巨額のコストも問題 ...