■ 霞台厚生施設組合/DBO新広域ごみ処理施設/見積参加9月23日まで
日刊建設通信新聞 (会員登録) 2016年9月13日
霞台厚生施設組合(管理者・今泉文彦茨城県石岡市長)は、DBO(設計・建設・運営)方式の新広域ごみ処理施設整備・運営事業の見積等調査を実施する。参 加表明書は23日まで受け付ける。見積提案書の提出期限は1次が10月31日、2次が11月4日。11月下旬以降にヒアリングする。2017年2月にも公 告して事業者の選定手続きを開始し、同年夏に契約する。設計・施工期間は約3年6カ月。21年4月の供用開始を目指す。運営期間は20年間。
見積提案書の提出が入札参加要件となる。参加資格は01年度以降に元請けとして地方公共団体が発注した一般廃棄物を対象とするボイラー・タービン式発電 設備付きの全連続燃焼式焼却炉(100t/日・炉以上、複数炉構成)のプラント設備の設計・建設工事の実績があることなど。
提案内容は、▽事業費確定▽要求水準書などの検討▽事業者募集資料作成▽VFM(バリュー・フォー・マネー)検討--など。
同組合は、石岡市と小美玉市、かすみがうら市、茨城町の4市町で構成。管内にある老朽化した3施設を集約化し、共同で廃棄物処理施設を整備する。
ごみ焼却施設の処理能力は1日当たり215t(107.5t×2炉)を想定。全連続燃焼方式でストーカか流動床、ストーカ+灰溶融、流動床+灰溶融、 シャフト式ガス化溶融、流動床式ガス化溶融、キルン式ガス化溶融、ガス化改質のいずれかの方式としている。このほか、破砕設備(5時間当たり20t)と選 別設備(同2t)、ストックヤードなどを設ける。
コンサルティング業務はエイト日本技術開発が担当している。建設地は茨城県小美玉市高崎1824-399ほかの敷地約3.5ha。
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霞台厚生施設組合/DBO新広域ごみ処理施設/見積参加9月23日まで
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