日テレ 「堺有害物質 通報から公園封鎖まで4か月も(大阪府)」より
■ 堺有害物質 通報から公園封鎖まで4か月も(大阪府)
日テレNEWS24-2016年9月9日
堺市の公園から基準値を超える有害物質が検出された問題で、住民の最初の通報から公園が全面封鎖されるまで4か月もかかったことがわかった。この問題は、 堺市堺区にある公園の土壌から最大で国の環境基準の460倍を超える六価クロム化合物などが検出され、公園全域が8日から立ち入り禁止となった。公園は、 今年5月にメッキ工場の解体作業で使われており、住民から体調不良を訴える通報があったものの、市は業者に話を聞いただけで、土地の調査などは行わなかっ た。結果として、市が公園を封鎖するまでに4か月かかっており、今後の対応を協議するとしている。[ 9/9 12:00 読売テレビ]
■ 基準の460倍六価クロム検出 堺の公園、健康被害情報も
共同通信 47NEW 2016年9月8日
堺市は8日、同市堺区七道東町の並松公園で、最大で環境基準の460倍の六価クロム化合物が検出されたと発表した。隣接する旧メッキ工場の解体作業の際に化学薬品が漏れた可能性があり、近隣の複数の住民が体調を崩したという情報がある。市が確認を急いでいる。
市によると、基準以上のシアン化合物も検出された。工場解体は5月ごろから始まり、解体業者が同10日から6月9日まで市の許可を受けて公園の一部を資材置き場として使用。6月、住民から市に「目がちかちかしたり、吐いたりして5人が病院に行く騒ぎがあった」との通報があった。