■廃棄物の搬入を再開、仮置き場に積み卸し
産経ニュース 2016年8月30日
大阪府能勢町、豊能町でつくる豊能郡環境施設組合が高濃度ダイオキシンを含む廃棄物を神戸市に無断で処理した問題で、組合は３０日朝、雨で中断していた廃棄物の搬入作業を再開。豊能町余野の旧町立保育所など仮置き場に袋に入った廃棄物を運び込んだ。
午前９時ごろ、委託業者の作業員らがトラック荷台の白いシートを外し、クレーン車を使うなどして廃棄物を建物の中へ慎重に搬入した。この後、トラックは再び廃棄物の残る同市西区の最終処分場へ向かった。
組合はこの日からトラックを２台増やし、７台で最終処分場から廃棄物を搬出。同市との撤去期限の３１日までには終えるとしている。
■ 大雨で中断 ダイオキシン焼却灰撤去
毎日放送 2016年8月29日
大阪府能勢町の清掃工場で出たダイオキシンを含む焼却灰が無断で埋め立てられていた問題で、２９日朝、焼却灰の撤去が再開されましたが大雨の影響で作業は中断されました。
２４日ぶりにダイオキシンを含む焼却灰を載せたトラックが、再び処分場を出発しました。この問題は豊能郡の施設組合が高濃度のダイオキシンを含む焼却灰を 無断で神戸市内に埋め立てていたもので、８月５日に撤去を開始しました。しかし仮置き場の周辺住民らの反対で搬入できなかったため、施設組合は８月２５ 日、保育所の跡地など別の３か所を仮置き場とし２９日、撤去を再開しました。しかし、雨で足場が悪いなどの理由で２９日の搬入は午前中で中断、神戸市は８ 月３１日を撤去の期限としていて、組合は３０日以降トラックの台数を増やし対応するということです。
■ 廃棄物の仮置き場は町有地に決定 ２カ月限定で合意、月内に神戸から撤去へ
産経ニュース 2016年8月26日
大阪府能勢町、豊能町でつくる豊能郡環境施設組合が高濃度ダイオキシンを含む廃棄物を神戸市に無断で処理した問題で、組合は２５日夜、豊能町余野地 区の住民に説明会を開いた。廃棄物の仮保管場所に地区内の町有地を提案し、住民側は１０月３１日まで２カ月間の期限付きで同意したという。
組合は週明けにも同市からの搬出を再開し、撤去期限の今月３１日までに完了させる見通し。ただ、最終処分方法は未定で、仮保管期間中にさらに長期保管できる場所を両町内で探すとともに、廃棄物を溶融炉で溶かして無害化するなどの処分方法を協議する。
組合側は説明会で、地区内の町有地を仮保管場所にすることを提案。住民からは不安を訴える声も上がったが、今は使われていない保育所や倉庫など３カ所で保管することで了承を得たという。
説明会には田中龍一豊能町長や府の担当者らが出席。住民ら約３０人に対し、廃棄物はダイオキシンが漏れないよう適正にコンクリート固化されており、「健康被害が出るほどの飛散はない」などと安全性を強調した。
説明会後、会見した田中町長は「ご理解いただきありがたい。神戸市との期限は厳守する」と話した。
■汚染物無断埋め立て、２９日撤去作業再開へ 神戸
神戸新聞-2016/08/26
大阪府能勢、豊能両町でつくる豊能郡環境施設組合が高濃度ダイオキシン類を含む汚染物を神戸市に無断で埋め立てた問題で、汚染物を同市西区の処分場から豊能町に搬出する作業が２９日午前、再開する。組合と同市が２６日に協議して決めた。
搬出先の仮置き場は組合付近の豊能町立保育所跡地など。組合が２５日に地元に説明し、了承された。搬出はトラック５台で往復して行い、神戸市と組合が延長した撤去期限の３１日に終了する見通し。
当初の撤去期限は１０日で、組合は豊能町西部の山林に仮置きする予定だったが、隣接する川西市の住民らが反発したため中断。汚染物が入った２７０袋は神戸 市西区の処分場に残され、持ち込もうとした４８袋を載せたトラックが同町の私有地に駐車したままとなっていた。（若林幹夫）
■「面汚し！」町長がサンドバッグ状態に ダイオキシン無断処理で住民怒り心頭、一向に解決の兆し見えず
産経ニュース 2016年8月25日
大阪府能勢町、豊能町でつくる豊能郡環境施設組合の高濃度ダイオキシンに汚染された廃棄物が、神戸市に無断で同市内に埋めて処分されていた問題がな かなかおさまらない。７月７日に発覚し、神戸市からの撤去期限である８月３１日まで１週間を切ったが、まだ廃棄物の撤去は完了しておらず、撤去後の処分方 法も不透明なままだ。この間、秘密裏に仮保管場所を選定した組合の対応に住民らは怒りを爆発させ、住民説明会や町議会では怒号が飛び交う事態に発展。組合 管理者の田中龍一豊能町長は「豊能町の面汚し！」とヤジを浴びるなどサンドバッグ状態となり、すでに出馬表明していた９月の町長選への立候補も断念した。 そんな中で廃棄物を分析した結果、ダイオキシンが健康に被害を与える恐れがないことが２５日に判明した。組合は今後、住民説明会を開いて改めて理解を求め る方針だが、期限に間に合うかは予断を許さない状況だ。（1/5ページ）【衝撃事件の核心】
■ ダイオキシン撤去作業開始、神戸 産廃最終処分場
共同通信 2016年8月24日
大阪府能勢、豊能両町でつくる豊能郡環境施設組合が、高濃度ダイオキシンを含む廃棄物を神戸市内に無断で埋め立てた問題で、撤去に向けた準備作業が1日、同市西区の産業廃棄物最終処分場で始まった。組合側は、神戸市と合意した10日までに豊能町へ移し終えたいとしている。
一方、組合議会は1日、地方自治法に基づく調査特別委員会（百条委員会）の初会合を開き、組合に対し、処分先の自治体に事前通知が必要な一般廃棄物から、通知不要の産廃に判断を変更した際の資料などを提出するよう求めた。
■ダイオキシン 仮置き場候補地が「白紙」
毎日放送 2016年8月24日
大阪府の豊能郡環境施設組合が高濃度のダイオキシンを含む廃棄物を無断で埋め立てた問題で、仮置き場として有力視されていた場所が周辺自治体の反対などで白紙になったことがわかりました。
新たな仮置き場の有力な候補地として検討されていたのは豊能町高山地区の山林で２０１１年１０月から２年間廃棄物が保管されていた場所です。環境施設組合 などによりますとこの場所は、周囲に民家などがなくかつて保管していた経緯などから住民らの理解が得やすいとして検討を進め今月２５日にも住民説明会を開 く予定でした。しかし周辺自治体の反対などもあり組合は高山地区での計画を断念したということです。
■ 【独自】豊能ダイオキシン灰 仮置き場の有力候補地浮上
毎日放送 2016年8月22日
大阪府能勢町の清掃工場で出た高濃度のダイオキシンを含む焼却灰が神戸市に無断で埋め立てられていた問題で、かつて焼却灰を保管していた豊能町内にある場所を仮置き場とする案が有力であることがＶＯＩＣＥの取材でわかりました。 ...
■ダイオキシン 町長…意図的に議会諮らず（大阪府）
日テレNEWS24-49 分前
大阪府豊能町のダイオキシンを含む廃棄物を巡る問題で、豊能郡環境施設組合の管理者である町長が１６日、初めて議会に一連の経緯を説明した。豊能町議会の 臨時会で、田中町長は議員から議会の議決をとらずに神戸市に埋め立てた理由を問われ、「処理を最優先するためにはそういった形が最善」と答え、意図的に議 会にはからなかったことを明らかにした。この問題は、組合が廃棄物を神戸市に無断で埋め立て、今月５日に豊能町内に運び込む作業を始めたが、搬入先周辺の 住民らの反発により中断している。また、廃棄物の処分を府に要請したものの、松井知事に拒否されたことを受け、町長は「郡内で処理場建設を考えたい」と述 べたが、いまだに仮置き場の目途も立っていない。
■ダイオキシン廃棄物積み替え作業（大阪府）
日テレNEWS24-2016年8月13日
大阪府の環境施設組合は１３日、ダイオキシンを含む廃棄物の積み替え作業を行った。経費削減が目的だが依然、保管場所は決まっていない。豊能郡環境施設組 合は、きょう午後、廃棄物を新たなトラックに積み替えた。組合は、神戸市に無断で埋め立てたダイオキシンを含む廃棄物について市の抗議を受け、今月５日に 豊能町へ戻す作業を始めた。しかし周辺住民の反発で作業は中断。廃棄物を乗せた５台のトラックは留め置かれたままで１日つき７５万円の追加費用がかかって いた。このため、１日１５万で済む別の業者に依頼し廃棄物を積み替えたもの。しかし、依然保管場所の確保には至っておらず経費は今後もかさむ見通し。
■【ダイオキシン問題】１日７５万→１８万に経費削減と言うが…トラック交換も廃棄物なお宙ぶらりん
産経ニュース-2016/08/12
大阪府能勢町と豊能町でつくる豊能郡環境施設組合の高濃度ダイオキシン廃棄物問題をめぐり、近隣住民らの反対で仮保管場所に搬入できず、豊能町内のガソリンスタンド跡地に止めたトラック５台に載せたままになっていた廃棄物４８袋について、同組合は１３ ...
■ダイオキシン 新たに３６００万円の費用が
毎日放送-2016/08/12
大阪府の豊能郡環境施設組合が、高濃度のダイオキシンを含む廃棄物を神戸市に無断で埋め立てていた問題で、神戸からの撤去作業などに約３６００万円の費用が新たに発生することがわかりました。内訳としては神戸の処分場での撤去や仮置き場の山林の ...
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