■中小企業のLED化支援=PCB製品から代替促進-環境省
時事通信-2016年8月24日
有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)を含む部品を利用した蛍光灯について、環境省は、中小企業などが発光ダイオード(LED)の照明に買い替えた場合、 費用を補助する方針を固めた。PCB使用の蛍光灯は製造年が古く、エネルギー効率が悪いため、PCB処理と省エネの両面から対策を進める狙いがある。 2017年度当初予算の概算要求に必要経費を盛り込む方向だ。
PCBは電気機器に幅広く使用されていたが、1968年に北九州市で「カネミ油症事件」が発生し、大規模な健康被害をもたらした。72年に製造が禁止され、地域ごとに決められた期限内に処分することが義務付けられている。
しかし、新たな照明器具の購入などで費用負担が生じるため買い替えが進まず、3月末現在で把握できているだけでも工場や学校などで約8万個が使用中。老朽 化して破損するケースもあることから、費用の一部を補助して経済的負担を軽減し、買い替えを後押しする。対象とする事業者の規模や、公共施設も補助対象に含めるかなど詳細は今後詰める。
そうですね。
「PCB廃棄物の保管等の届出の全国集計結果(平成26年度)」をみると、
平成27年3月末現在で使用中の安定器は858事業所115,157個となっているので、、、
「3月末現在で工場や学校などで約8万個が使用中」そんなものだろうか、、