■東京都・多摩地域の廃棄物発電10か所 ネットワーク化する小売電気事業者募集
環境ビジネスオンライン (登録)-2016年8月18日
環境省は8月10日、廃棄物発電の導入・高度化を促進するため、多摩地域での廃棄物発電のネットワーク化に関する可能性調査業務の入札を開始した。
発電所のネットワーク化のスキームを検証この業務は、複数の自治体が関与する小売電気事業者が、地域の廃棄物発電などをネットワーク化し、需要家に供給する事業の実現可能性を調査するもの。
具体的には、多摩地域の発電設備を有する清掃工場(10工場程度)のネットワークを構築し、電力需給管理について検証する。
特に、廃棄物発電施設がある自治体と公共施設などの需要施設がある自治体が異なる場合にどのような条件や手順で需給ネットワークの構築が可能になる のかを重視して業務を行う。つまり、複数自治体が関係する場合の契約方式や調達・小売単価の決定方式、事業収益の還元方式など制度設計面での課題について も調査する。
また、送電予測・送電量制御による電力供給の安定性についての改善に加えて、太陽光発電などの再生可能エネルギーの併用やそれに伴うCO2削減効果などの検討も行う。
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環境省 平成28年8月10日
平成28年度多摩地域における廃棄物発電のネットワーク化に関する実現可能性調査委託業務 【総合評価落札方式】1 競争入札に付する事項
(1)件名
平成28年度多摩地域における廃棄物発電のネットワーク化に関する実現可能性調査委託業務
(2)仕様等
入札説明書による。
(3)納入期限
平成29年3月31日
(4)納入場所
入札説明書による。
入札説明書 [PDF 278.6 KB] 契約書(案) [PDF 128.0 KB] 仕様書等 [PDF 1.0 MB]