容器包装リサイクル協会HP、平成28年度下期のPRTボトル落札結果(速報版)を公表
落札単価は、平成28年度下期 平均 -32,134円/トン。落札数量は合 計87,810 トン
8月10日以降に落札結果一覧表を掲載する予定とのこと~
平成28年度上期(4~9月)の平均落札価格は前回入札の27年度下期比で42%安い-20,385円/トンで大幅下落ではあったが、、、今回平成28年度下期分は、かなり持ち直したということなんだろうか。それでも通年単価は-25,646円/トンなので、27年度の通年単価-30,987円/トンよりもだいぶん下がっている。
容リ協会の入札は、通常は、プラスチック容器包装のように、再生処理事業者にお金を払って再商品化を委託(逆有償)する。 逆に、ペットボトルなどは再生処理事業者が協会にお金を支払って再商品化を受託(有償)する。有償で得られた収入は市町村に拠出されるので、、有償単価が下がれば、市町村に入る金額も下がってしまう。
平成28年度下期PETボトル落札結果(速報版)
PETボトルは、上期(4月~9月)と下期(10月~翌年3月)の年2回に分けて入札を行っており、6月6日~7月8日にかけて平成28年度下期分の入札が行われました。その落札結果を以下の通り掲載します。
なお、追って8月10日以降に落札結果一覧表を掲載する予定です。
確定結果につきましては、当協会と再生処理事業者との契約締結日である9月30日までの間に変更が生じる可能性があるため、10月上旬に当ホームページに掲載予定です。
*平成28年度下期PETボトル入札においては、平成28年度市町村申込量196,099トンの約45%に相当する87,810トンを対象としました。
*表示している落札単価は、「有償分」と「逆有償分」の総合計の金額を入札対象量で除した加重平均の値です。マイナスは有償を表しています。
*通常当協会では、特定事業者からの申込に基づいてお支払いただいた「再商品化実施委託料」を原資に、再生処理事業者に再商品化を委託します(逆有償)。 逆に、再生処理事業者が協会にお金を支払って再商品化を受託する状況のことを「有償」と言います。有償で得られた収入は市町村に拠出されます。
関連(本ブログ)
■23区 容器包装プラスチック・PETボトルの再商品化落札結果(平成28年度)指定法人ルート 2016年04月07日
■容器包装リサイクル協会 平成28年度落札結果速報版(廃ペットボトル大幅下落) 2016年02月23日
参考;23区分の平成28年素上期分の落札状況
独自ルートのみの区は、新宿、台東、大田、渋谷、豊島、北、足立、葛飾の8区
新宿区は今年度の契約なし。全量を独自ルートにしたのだろうか?前年度まで指定法人ルートも実施していたが、全量ではなかったようだ。杉並、板橋、練馬も、半期分の契約にしては契約量が少なすぎるので、独自ルートでも流しているのだろう?
ペットボトルの価格、今は高いときの半分程度に暴落して、大暴落に備えての指定法人ルートと並行の区もあるのか、独自ルートであれ、高値で売れればヨシではなくて、再商品化先までしっかりと見届けての契約にしてほしいが~
東京ペットボトルリサイクル(TPR)は中防にある会社、これまでは本社工場(フレーク)だったが、27年度下期からはお台場工場(フレーク)となっている。まさか中防がお台場工場に変身なのか? 世田谷落札のエフピコ、中部地域まで運んで-36,230円/トンで採算が合うのだろうか。量的にはまとまって入るのだろうが?