■ ごみの爆発事故 再発防止を要望 「柳泉園組合」に住民 /東京
毎日新聞-2016年8月2日
清瀬、東久留米、西東京3市のごみ処理を担う「柳泉園組合」(東久留米市下里4)のごみ破砕処理施設で、分別ミスによると みられるスプレー缶などの爆発事故が3回続いている。近くの住民団体「地域の安心・安全を守る会」が1日、分別の徹底など再発防止を求める要望書を同組合 に提出した。
東京消防庁と同組合によると、3月29日、施設の破砕棟内から出火し、施設の一部を破損するぼやがあった。2月と7月にも同様の事故があったが、3件と も、スプレー缶などが破砕されて可燃性ガスが漏れ、金属ごみが擦れ合った際に発生する火花により着火し、爆発した可能性が高いという。
住民団体の川崎泰王代表は「3回とも組合は消防へ通報していない。昨年も水銀を含む機器がごみとして持ち込まれた疑いで、焼却炉が停止した」と不安を訴えた。【福沢光一】
〔多摩版〕