時事通信「焼却灰オンサイト安定化促進（FAST-BOX）システムを開発（ニュースリリース）」より
■焼却灰オンサイト安定化促進（FAST-BOX）システムを開発（ニュースリリース）
時事通信 2016年8月1日
［大和ハウス工業株式会社］
～コンテナーを用いた洗い出しと炭酸化処理～
大和ハウスグループの株式会社フジタ（本社：東京都渋谷区 社長：奥村洋治）は、一般廃棄物を焼却した際に発生する焼却灰を、発生元である焼却施設等で の安定化(※1)促進が可能な「焼却灰オンサイト安定化促進（FAST(※2)-BOX）システム」を開発しました。本システムは、最終処分場負荷軽減の ための前処理、焼却灰の脱塩、受入基準超過灰の改質、リサイクル材の前処理等として活用が期待できます。
本システムは焼却灰に対して上部からの散水、下部からの炭酸ガス（CO2）の通気により洗い出しと炭酸化の両方の処理が可能であることを特徴 としています。上部からの散水では焼却灰中の塩素等の塩類や有機物の洗い出しを行い、下部からのCO2ガス通気により鉛やカルシウムの炭酸化による難溶化 を促進します。