■ごみ処理施設のトレーニングルーム 器具は市が購入
毎日放送-2016年7月27日
奈良市のごみ処理施設の職員が駐車場にトレーニングルームを作っていた問題で、トレーニング器具の一部は市が購入していたことがわかりました。
約９０平方メートルのスペースに並べられた本格的なトレーニングマシーン。
これは、奈良市のごみ処理施設環境清美センターの立体駐車場の４階部分に職員が作ったトレーニングルームです。
行政財産の目的外使用で建築基準法違反の疑いもあり、奈良市は職員に対し今月末までに撤去するよう求めていましたが、２６日現場を訪ねてみると・・・
トレーニングルームを囲っていたベニア板は取り外されていましたが、あちこちにまだ器具などが放置されていました。
しかしいったいなぜ、ここにトレーニングルームが作られたのでしょうか？
市は当初「職員が自腹で器具を購入した」と説明していましたが、２６日の会見で、職員からの要望を受け２０００年度に５０万で市がトレーニング器具を購入していたことを明らかにしました。
「相当昔に市が福利厚生の一環としてトレーニングをするのを認めてきた経緯があるのは事実」（仲川げん奈良市長）
一方で、建築基準法違反の疑いもある駐車場へのトレーニングルームの設置についても認めていたかは不明で、市は今後も調査を続けるということです。
●まるでジム… ごみ処理施設の駐車場棟、職員が私設トレーニングルーム .
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