『福島県環境創造センター交流棟(愛称:コミュタン福島)』ホームページより
■ コミュタン福島がオープン=復興、放射線を学習
時事通信 2016年7月22日
東京電力福島第1原発事故からの復興の歩みや放射線の知識を学ぶ施設「コミュタン福島」が21日、福島県三春町でオープンした。最大の特徴は、地球の 100万分の1に当たる直径12.8メートルの球体の中に人が入り、内側のほぼ全面に映像を映し出す特殊なスクリーン。国立科学博物館(東京)に続き、世 界で2カ所目の設置という。
このスクリーンでは空中を飛ぶような感覚を味わうことができ、放射線の知識を深める番組と福島県内の自然や祭りを紹介する番組を上映する。国立科学博物館が制作した「宇宙138億年の旅」や「恐竜の世界」などの番組も今後追加する。
■放射線や環境、福島で学ぼう 環境創造センターが全面オープン
日本経済新聞-3 時間前
福島県は21日、放射線研究や環境教育の拠点となる「環境創造センター」(同県三春町)のグランドオープン記念式典を開いた。360度全球投影型シ アターが目玉の交流棟「コミュタン福島」が完成し、すでに利用が始まっている本館、研究棟と合わせ全館がそろった。コミュタンは22日から無料で一般公開 する。
コミュタンは東京電力福島第1原子力発電所の事故当時の精巧な模型やゲーム感覚で放射線の性質を学べるコーナーなどを設置。地球の 100万分の1の直径12.8メートルのスクリーンをもつ「環境創造シアター」では、福島の復興の様子や四季の風景をまとめたプログラムなどを上映する。
県は年間8万人の来場を見込み、土日祝日はJR郡山駅との間に1日4往復の無料シャトルバスを走らせる。同センター全体の総工費は約100億円で、運営費には年間9億円をあてる。
式典で内堀雅雄知事は「福島、日本の未来を担う子供たちが、自ら考え、行動する力を育めるようしっかり取り組む」とあいさつ。井上信治環境副大臣は「センター運営をサポートし、県民が安心・安全な暮らしを取り戻せるよう全力を尽くす」と強調した。
展示室ガイド 1.ふくしまの3.11から
2011年3月11日金曜日、午後2時46分。
東日本大震災、それに続く原子力発電所の事故からの経過や、環境回復・創造への歩みを振り返ります。
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原子力発電所事故等からの復旧・復興、そして未来に向けて、「環境回復」と「環境創造」を進めるふくしま。
ふくしまの今のすがた、そして未来へとつながる現在の一歩を学びます。
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「目に見えない」放射線。
5つのラボで、放射線のことを知り、きちんと判断するための力を育みます。
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原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくりに向けた取組がここにあります。
環境創造をさらに進めるために、「自分にできること」、「みんなでできること」を発見してみましょう。
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ふくしまの新たなステージへ。
放射線ラボ、環境創造ラボで学んだことを振り返り、あらためて、これからのふくしまの環境に未来を考え、創るきっかけとなってほしい。
それが360°の映像を体験できる、全球型の環境創造シアターです。
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福島県HP
環境創造センターについて環境創造センターは、環境の回復・創造に向け、モニタリング、調査研究、情報収集・発信、教育・研修・交流を行う総合的な拠点として、福島県が設置する施設です。
県民の皆さまがより安心して快適に暮らせる“ふくしま”にするための取組を進めています。
交流棟「コミュタン福島」については、こちらを御覧ください。
環境創造センターが設置されるまでの経緯や、アクセス情報などを掲載しています。
パンフレットも御覧ください。
環境創造センターパンフレット [PDFファイル/3.42MB]