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能勢町ダイオキシン汚染灰 神戸の産業廃棄物最終処分場に埋め立て、一転、処分場からの撤去を正式表明

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毎日放送「ダイオキシン無断処分の組合が会見」より転載

 

■ダイオキシン無断処分の組合が(緊急)会見
毎日放送-2016年7月15日
 ダイオキシンに汚染された焼却灰が無断で埋め立てられた問題で緊急会見です。
 高濃度のダイオキシンを含む大阪府能勢町の焼却施設の汚染焼却灰が、神戸市西区の処分場に無断で埋められていた問題で豊能郡環境施設組合は先ほどから会見を開き「準備が出来しだい撤去を開始すること」を明らかにしました。
 この問題では神戸市が「一般廃棄物」である焼却灰を「産業廃棄物」として違法に処分したとして豊能郡環境施設組合に抗議し、7月15日までに処分に関する詳細を回答するよう求めていました。
 「(埋め立てられた)全体量がどの程度かまだ確定できていませんので。早急に撤去していきたい」(山口禎町長・能勢町)
 搬入先について環境施設組合は「豊能郡内」と述べるにとどまりました。

■大阪府が特別交付税減額検討 総務省と協議へ
産経ニュース 2016年7月15日
大阪府能勢、豊能両町でつくる豊能郡環境施設組合が、高濃度ダイオキシンを含む大量の廃棄物を通知せずに神戸市内に埋め立てた問題で、府が、一連の処理 ...

8月10日までに廃棄物撤去 豊能郡環境施設組合 産経ニュース


神戸市 2016年7月12日(火曜)

豊能郡環境施設組合によるダイオキシン類を含む焼却灰、ばいじん等の市内最終処分場への搬入に関する地元説明会の開催について 1.概要

 平成28年7月6日に豊能郡環境施設組合が本市内最終処分場にダイオキシン類を含む廃棄物を搬入したことが判明しました。
 現在、本市は、豊能郡環境施設組合に対して厳重に抗議するとともに、当該廃棄物の撤去を強く求めているところです。
 つきましては、本件の経緯、周辺環境への影響、安全性等について、下記のとおり、地元説明会を開催いたします。

2.日時・場所

 (1) 日時 平成28年7月21日(木)18時~(開場17時30分)
 (2) 場所 〒651-2273 神戸市西区糀台5丁目2番3号
        西神中央プレンティ専門店一番館4階 プレンティホール


■ 能勢町ダイオキシン汚染灰 神戸に埋め立て(大阪府)
日テレNEWS24 2016年7月7日
大阪府能勢町のごみ処理施設で起きたダイオキシン汚染問題で、汚染された焼却灰が神戸市西区で埋め立て処分されていたことがわかった。この問題は、19年 前、大阪府能勢町にあるごみ処理施設、「豊能郡美化センター」やその周辺で、高濃度のダイオキシンが検出されたもの。その後、汚染された焼却灰などが詰め られたドラム缶198本が未処理のまま残されていたが、このうち163本を豊能郡環境施設組合が今年2月に神戸市西区の廃棄物処分場で埋め立て処分してい たことがわかった。神戸市は、「事前に相談を受けておらず、一般廃棄物を産業廃棄物として処理した違法な埋め立て」と主張。今後、豊能郡環境施設組合に抗 議するとともに、埋め立てられた廃棄物の掘り起こしと撤去を求める方針。

 

 

■ ダイオキシン焼却灰と汚泥、神戸に違法埋め立て 大阪の処理施設

日本経済新聞 2016年7月8日
 神戸市は7日、高濃度のダイオキシンを含む汚染焼却灰や汚泥約25トン(ドラム缶163本分)が、同市西区の産業廃棄物最終処分場に無断で処理さ れ、違法に埋め立てられたと発表した。1997年にダイオキシンが検出された大阪府能勢町のごみ焼却施設「豊能郡美化センター」(閉鎖)から出た廃棄物 で、長年保管していた運営主体の豊能郡環境施設組合(大阪府豊能町)が埋め立てたという。
 神戸市は廃棄物処理法違反に当たるとして、掘り起こしと撤去を求めたが、組合は7日夜の記者会見で「適切に処理しており、困惑している」と反論した。
 昨年8月、福岡県大牟田市内で処理することが決まったが、組合は「大牟田市にいったん運んだが、同市の業者の事情で処理できなくなった。その後今年2月に神戸市の業者が処理した」と大阪府などに説明している。
 神戸市によると、ダイオキシン濃度は基準値の最大29倍と組合は説明しているが、最終処分場の水の調査結果などから、河川など環境にすぐに影響が出る可能性は低いという。〔共同〕


■ ダイオキシン含む廃棄物 撤去の方向で検討へ 大阪
NHK 2016年7月8日
高い濃度のダイオキシンを含む廃棄物を、大阪の2つの町で作る組合が、事前に通知せずに神戸市内で埋め立て処分していた問題で、8日、組合側は、埋め立てた廃棄物を撤去する方向で検討する考えを明らかにしました。
大阪・能勢町と豊能町で作る組合は、19年前に高い濃度のダイオキシンに汚染されているのが分かったごみ焼却場を巡り、ことし2月、解体後に出た廃棄物を神戸市内の処分場で埋め立て処分しました。
これに対し、神戸市は、必要な事前の通知がないまま処分が行われたとして、廃棄物の撤去を求め、8日、2つの町の議員で作る組合の議会が開かれました。
議会では、組合側が一連の経緯を報告したのに対し、議員からは組合の対応を疑問視する意見が相次ぎました。
そして、議員から「19年にわたるう余曲折があったのは周知で、関係自治体には事前に説明するべきだった。これ以上、近隣に迷惑はかけたくない」として廃棄物を引き取るよう求める決議案が提出され、全会一致で可決されました。
これを受けて、組合側は、今後、埋め立てた廃棄物を撤去する方向で検討する考えを明らかにしました。


■ダイオキシン非通知搬出、さらにドラム缶35本分 大阪の組合
産経ニュース-2016年7月11日
 大阪府能勢町、豊能町でつくる豊能郡環境施設組合が、高濃度のダイオキシンを含む廃棄物を通知せずに神戸市内に埋め立てた問題で、組合が他にも約5 トン(ドラム缶35本分)の廃棄物を、実験用試料としてプラントメーカーに引き渡し、所在地の自治体に通知していないことが11日、組合への取材で分かっ た。環境省が経緯を調べる。
 組合によると、搬出先の自治体に通知が必要な一般廃棄物としていた。組合はメーカーや所在地、引き渡し時期を明らかにしていない。
 環境省は、実験試料として引き渡す場合は産業廃棄物を想定しており、一般廃棄物として搬出したことに疑問があるとしている。
  廃棄物は平成9年にダイオキシンが発覚したごみ焼却施設(能勢町)の解体後に出た焼却灰や汚泥の一部。組合は他の約25トン(ドラム缶163本分)につい ては、自治体への通知が不要な産業廃棄物として扱うことにし、今年2月に神戸市西区内の産業廃棄物最終処分場に埋めた。


 

 

神戸市 最終更新日2016年6月10日

産業廃棄物最終処分場の監視結果 1.神戸市内の産業廃棄物最終処分場の概要

(1)神戸エコシステム株式会社(平成26年8月11日 (有)栄光環境より施設譲受け)
・所   在:西区神出町田井字南山1319番2の11他
・種   類:管理型(H26.8.11許可第134-4号)
・処理能力:面積33,009m2 容量400,000m3(うち廃石綿等の埋立容量19,671m3)
・許可品目
産 業廃棄物 : 燃え殻(有害なものを除く。)、汚泥(有害なものを除く。)、廃油(タールピッチ類に限る。)、廃プラスチック類(シュレッダーダストを除く。)、紙く ず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい(有害なものを除く。)、がれき類、ばいじん(有害なも のを除く。)、13号廃棄物  以上14種類(石綿含有産業廃棄物を含む。)
特別管理産業廃棄物 : 廃石綿等  以上1種類
  
(2)株式会社 瑞山建材
・所   在:北区山田町藍那字平3番1
・種   類:安定型(S63.8.2届出第221号)
・処理能力:面積3,613m2 容量19,872m3
・許可品目
産業廃棄物 : 廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類  以上5種類(石綿含有産業廃棄物を含む。)
  
(3)株式会社 環境保全センター
・所   在:西区神出町東字座頭谷1216番4他
・種   類:安定型・管理型(S59.9.17届出、H8.11.7変更許可第171号)
・処理能力:管理型 面積84,894m2 容量1,277,677m3(うち廃石綿等の埋立容量80,000m3)
        安定型 面積56,370m2 容量1,621,629m3
・許可品目
産業廃棄物 : 燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、13号廃棄物  以上12種類(石綿含有産業廃棄物を含む。)
特別管理産業廃棄物 : 廃石綿等  以上1種類
  
(4)株式会社 セイシン開発
・所   在:西区神出町東字沼谷1255番1他
・種   類:安定型(S61.5.14届出第192号・H19.1.19変更許可第192-4号)
・処理能力:面積179,400m2 容量2,739,750m3
・許可品目
産業廃棄物 : 廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類  以上5種類(廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第6条第1項第3号イに定める安定型産業廃棄物に限る。石綿含有産業廃棄物を含む。)
  
(5)大阪湾広域臨海環境整備センター(神戸沖処分場)
・所   在:東灘区向洋町中9丁目5番、東4丁目16番他の地先公有水面
・種   類:管理型(H10.1.19許可第9708号)
・処理能力:面積878,000m2 容量15,000,000m3
・許可品目
産業廃棄物 : 燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、13号廃棄物  以上10種類(石綿含有産業廃棄物を含む。)
  
(6)富士チタン工業株式会社
・所   在:北区道場町生野字飛瀬1027-36他
・種   類:管理型(S56.12.24届出第971号 自社処分場)
・処理能力:面積32,540m2 容量423,878m3
・許可品目
産業廃棄物 : 汚泥、がれき類 以上2種類

2.産業廃棄物最終処分場の監視項目・頻度

(1)水質調査
  放流水 年4回
  放流水(ダイオキシン類) 年1回(管理型最終処分場で実施)
  地下水 年4回
  地下水(ダイオキシン類) 年1回(地下水が採取できる管理型最終処分場で実施)
(2)アスベスト調査
  年2回 (廃石綿を受入している最終処分場で実施)
(3)悪臭調査
  年1回(神戸エコシステム(株)、(株)環境保全センター)
(4)廃棄物調査
  年2~4回((株)環境保全センター、神戸エコシステム(株)、大阪湾広域臨海環境整備センター神戸沖処分場(ダイオキシン類))

3.水質調査結果 平成27年度の水質調査結果 (1)神戸エコシステム株式会社(PDF形式:44KB) (2)株式会社 瑞山建材(PDF形式:26KB) (3)株式会社 環境保全センター(PDF形式:49KB) (4)株式会社 セイシン開発(PDF形式:35KB) (5)大阪湾広域臨海環境整備センター(神戸沖処分場)(PDF形式:39KB) (6)富士チタン工業株式会社(PDF形式:52KB) (7)昭和環境 株式会社(平成20年許可取消)(PDF形式:44KB)

詳細は~

 


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