■厚木愛甲組合ごみ処理施設/環境アセス・施設設計/国際航業を特定
日刊建設通信新聞 (会員登録) 2016年7月8日
神奈川県厚木市、愛川町、清川村で構成する厚木愛甲環境施設組合は、「ごみ中間処理施設整備に係る環境影響評価等支援業務委託」の公募型プロポーザルを実 施した結果、国際航業を受託候補者に決めた。次点は八千代エンジニヤリングだった。4者が参加したヒアリング審査などを経て、7日に結果を公表した。業務 金額の上限は2億3410万円(税込み)。近く契約する。
整備スケジュール全体の短縮を目的に環境影響評価と施設基本設計を同時並行で進める。
具体的な業務内容は環境影響評価支援業務(実施計画書手続き、野外拡散実験、予測評価書案手続き、予測評価書手続き)、施設基本設計支援業務としての施設基本条件整理、施設整備と運営業務にかかる要求水準書案策定、環境影響評価用概要設計資料の作成など。
履行期間は2020年3月31日まで。
同事業ではPFIのDBO(設計・建設・運営)方式を採用する。日量273tのごみ焼却施設と同20tの粗大ごみ処理施設を整備する。ごみ焼却施設はス トーカ方式を採用し、炉数は2炉とする。3月に策定した基本計画によると、建設費はごみ焼却施設に188億1800万円、粗大ごみ処理施設に20億 9000万円を見込む。
16年度から19年度は基本設計、21年度から25年度は実施設計や工事期間に充てる。25年度の稼働開始を目指す。
建設地は厚木市金田1611-イ-1ほかの敷地5.6ha。敷地南側部分約1.8haを施設配置エリアとする。
こういうこともやっているのだ、、、