■JR労組、常磐線運転再開に反対 「被ばくを強制」
東京新聞-2016年7月7日
JR東日本の労働組合の一つ、国鉄福島動力車労働組合などは7日、福島県南相馬市のJR常磐線小高―原ノ町での運転再開を巡り、乗客や職員に被ばくを強制するとして反対を表明した。
JR東は東日本大震災以降、同区間での運転を見合わせていたが、東京電力福島第1原発事故で南相馬市の一部に出ている避難指示が解除される12日に合わせて、再開する予定。
福島市内で記者会見した同組合の橋本光一執行委員長は「高線量地域への居住を既成事実化することに、鉄道が利用されるのは認められない」と話した。
JR東は「同区間で放射線量を測定し、安全は確保されている」としている。
(共同)
JR東日本、常磐線小高~原ノ町間は7月12日再開…避難指示解除受け 2016年6月1日(水) 19時30分
2011年3月に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で運休中の常磐線竜田(福島県楢葉町)~原ノ町(南相馬市)間46.0kmについて、JR東日本水戸支社は5月31日、南相馬市内の小高~原ノ町間9.4kmの運転を7月12日に再開すると発表した。
南相馬市に設定されていた避難指示区域のうち、帰還困難区域を除く部分の避難指示が7月12日に解除されることを受け、同日から運転を再開する。
発表によると、再開時の小高~原ノ町間の運転本数は上下各9本。このうち上下各7本は相馬発着になる。これにより運休区間は竜田~小高間36.6kmに縮小されるが、代行バスは竜田~小高間に加え、引き続き原ノ町駅まで運転するという。
JR東日本は今年3月、竜田~原ノ町間の運転再開スケジュールを発表。まず小高~原ノ町間を今春再開し、続いて浪江~小高間を2017年春、竜田~富岡間を2017年内に再開するとしていた。
帰還困難区域を含む富岡~浪江間は、2019年度末までの再開を目指す。このほか、相馬~浜吉田間も東日本大震災で発生した津波による線路流出の影響で不通となっているが、こちらは線路は内陸側に移設して今年12月末までに再開する予定だ。 《草町義和》
国道6号等も通過してしまったし~
どんどん避難指示区域は解除されるし、、、
●国道6号等の通過(帰還困難区域の特別通過交通制度の運用変更)について 平成26年9月12日(金)原子力災害現地対策本部原子力被災者生活支援チーム 【写真特集】避難指示が解除された福島県楢葉町を歩く 烏賀陽弘道の時事日想:福島原発に近い「国道6号線」が開通――そこで何を目にしたのか (1/6)