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成田・香取が共同で地域電力会社を設立 複数自治体で全国初/千葉

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■ 成田・香取が共同で地域電力会社を設立 複数自治体で全国初
東京新聞 2016年7月6日
 成田市と香取市は五日、洸陽電機(本社・神戸市)と共同出資で地域電力会社「成田香取エネルギー」(香取市佐 原イ)を設立した。複数自治体による地域電力会社の設立は全国初。再生可能エネルギーの地産地消に向け、両市の発電施設でつくった電気を、新会社が東京電 力より高く買い取り、両市の公共施設限定で安く提供する。十月にも電力供給を始める予定だ。
 成田市は成田富里いずみ清掃工場で、ごみ処理で出る熱を生かした発電を実施。香取市も市内五カ所で太陽光発電をしている。電気は東電に売っていたが、今後は新会社が購入する。
 両市の試算では、新会社は東電より3%高く買い取り、12%安く供給できるようになる。両市には、年間七千五百万円の費用創出効果が見込まれる。販売先が公共施設に限られるため、営業経費などを抑えられる。高く買い、安く供給しても黒字を確保できる。
 両市は二〇一三年度から地域電力会社の研究を始め昨年十一月、共同出資での設立方針を決めた。ことし三月下旬からパートナーとなる事業者の公募を始めた。九社が応募し、経営状態や他地域での事業実績から洸陽電機が選ばれた。
 この日、成田市役所であった調印式後、同社の乾正博社長は「二市共同と言う点で、周辺地域への事業拡大が期待できる。エネルギーを中心とした地域経済圏が見えてくる」と話した。
 同社と両市は当面、新会社の経営を軌道に乗せることを目標とする。成田市の小泉一成市長は「将来的には、家庭や企業への電力供給もできれば」と期 待を話した。香取市の宇井成一市長は「太陽光の利益で市内の防犯灯を発光ダイオード(LED)化できた。新会社を軌道に乗せ、さらなる市民への利益還元を 考えたい」と話した。 (渡辺陽太郎)

 

成田富里いずみ清掃工場、、何かと故障などで問題あった川崎技研のガス化溶融炉
地域電力会社を設立というくらいだから、その後うまく稼働はしているのだろうが、、、

会計検査院の「溶融固化施設の運営及び維持管理並びに溶融スラグの利用について(2014年9月30日)」では、「生成した溶融スラグの全部又は大半を利用していない」で指摘されていた。せめて発電、売電はしなくては~

 

洸陽電機 ニュースリリース 2016.07.05 全国初! 2市で取り組む地域電力会社誕生! ~成田市・香取市・洸陽電機による地域電力事業がスタート~

成田市(市長:小泉 一成)、香取市(市長:宇井 成一)、株式会社洸陽電機(本社:神戸市、代表取締役社長:乾 正博)の3者は、本日、地域電力会社「株式会社成田香取エネルギー(以下、当社)」の設立に伴い、設立協定書調印式を実施しましたのでお知らせいたします。

2つの市が共同で地域電力会社を設立するのは国内初の事例となります。洸陽電機は2市が共同で公募した「地域電力会社共同出資者選定事業」のプロポーザルにより採択され、当社の共同出資者および共同事業者として事業運営に参画します。

当社の地域電力事業では、地域で発電された再生可能エネルギーを地域で活用するエネルギーの地産地消の取組を進めるとともに、2市の公共施設への電 力供給による電力コスト削減、2市が所有する発電施設の売電収入の増加などで財政的メリットがあり、且つ地域循環型社会を形成していくための活動がスター トします。

2市の公共施設への電力供給は10月を予定しております。

  adobepdf【プレスリリース】全国初!2市で取り組む地域電力会社誕生!(331KB)

 

 


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