■ 福島第一原発のボルト型タンク また汚染水漏れ
東京新聞 2016年6月27日
東京電力福島第一原発で二十六日朝、処理水をためているボルト締め型タンクの接ぎ目から水滴が漏れているのを、巡回していた下請け作業員が見つけた。東電はタンクの水を抜いて漏れを止める方針。水はタンク周りにある堰(せき)の内側にとどまっている。 漏れた水は除染装置を通した後の処理水だが、放射性ストロンチウムなどを高濃度に含む。前夜の巡回では漏れは見つからなかった。東電は最大七十二リットルが漏れたとみている。
タンクは、これまで漏れを起こしたものと同じボルト締め型で、三年前から使用。同型は鋼板を溶接したタイプへ段階的に置き換える方針だが、護岸に遮水壁を設けた後、くみ上げる地下水が増えており、使い続ける可能性もある。
福島第一原子力発電所G6北タンクエリアのB1タンクフランジ部からの水滴下について(続報2)
2016年6月26日
東京電力ホールディングス株式会社
本日(6月26日)発生したG6北タンクエリア(※)のB1タンクからの滴下についての続報です。
滴下した水のサンプリング結果は以下の通りです。
<滴下した水>
セシウム134:110 Bq/L
セシウム137:590 Bq/L
全ベータ :96,000 Bq/L
<G6北堰内雨水>
セシウム134:検出限界値(6.8 Bq/L)未満
セシウム137:17 Bq/L
全ベータ :4,100 Bq/L
昨日(6月25日)午後10時頃のタンクパトロールにおいて滴下がないことを確認しています。それ以降に滴下が発生したものと仮定し、養生が完了した午前10時までの滴下量を算出した結果、滴下した水の量は、最大で約72リットルと推定しております。
なお、滴下した水は、堰内に留まっており、外部への流出はありません。
今後、準備が整い次第、当該タンク内の水を移送します。
※続報3より、名称を「G6北タンクエリア」から「G6タンクエリア」へ訂正しております。
東京電力 報道関係各位一斉メール 2016年6月
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