■ 環境省が5度目のDM 送付反対の塩谷町は抗議
東京新聞 2016年6月16日
高濃度の放射性物質を含む「指定廃棄物」の処分場(長期管理施設)の候補地がある塩谷町の全世帯に、環境省が 処分場計画に理解を求める五度目のダイレクトメール(DM)を送ったことが、町への取材で分かった。町は「一貫して送付に反対してきたのに、聞き入れられ ていない」とし、環境省に口頭で抗議した。
DMは十日付で、文面はこれまでと同様、処分場に関する住民の疑問に答える一問一答形式。今回は「指定廃棄物を管理しても健康に影響はないか」との声を紹介し、「放射性物質から距離を取ることや土やコンクリートで遮ることで影響を抑えられる」と答えた。
その根拠として、環境省は一キログラム当たり二万四〇〇〇ベクレルの指定廃棄物を使った実験結果を、写真とイラストを交えて紹介。廃棄物がない空 間で放射線量を測ると、毎時〇・〇七マイクロシーベルトだったのに対し、廃棄物の表面付近では一・〇一マイクロシーベルトを記録。国が除染の目安としてい る〇・二三マイクロシーベルトを超えた。
その上で、廃棄物をコンクリートなどで覆い、十メートル離れて測ると毎時〇・〇七マイクロシーベルトになったとし、「長期管理施設では、今回の実験よりさらに厚く廃棄物を囲う」と安全性を強調した。 (大野暢子)
塩谷町は、町を挙げて「指定廃棄物」の処分場となることに反対なので、、
環境省は、繰り返しダイレクトメールを送付して、町民一人ひとりの切り崩しに、
なんだか悪質なセールスのようだ、、、
そのうち、原発誘致のように、、あれやこれやで、現金までもばらまかれるのだろうか?
環境省は、どうしてここまで「塩谷町」に固執するのだろうか、、、
適地などどこにもないのはわかっているので、、、ただのメンツなのだろうか、、
塩谷町のホームページ
●指定廃棄物最終処分場候補地選定までの経緯と現状