NHK「スプレー缶などの処分で引火の火事 相次ぐ」より
■スプレー缶などの処分で引火の火事 相次ぐ
NHK-2016年6月16日
使い終わったカセットボンベやスプレー缶などを処分しようと穴を開けたところ漏れたガスに引火し火事が発生するケースがことしに入って都内で20件以上相次いでいて東京消防庁はガスが残った缶の処分には十分注意するよう呼びかけています。
今月13日、東京・八王子市の理髪店で2人がけがをする火事がありましたが、警視庁によりますとカセットコンロのボンベに穴を開けて中のガスを抜こうとした際に漏れたガスに引火したということです。
東京消防庁によりますとカセットボンベやスプレー缶などを処分しようと缶に穴を開けたことが原因とみられる火事はことしに入って都内で、20件以上起きています。
こ とし5月に江戸川区の集合住宅で起きた火事でも台所で調理中に制汗スプレーの缶に穴を開けたところ残っていたガスが漏れ引火したということです。また、台 所でゴキブリを駆除しようと勢いよく殺虫剤を噴射したところ調理中のコンロから激しく炎が上がり火事になったといったケースもあり東京消防庁は、スプレー 缶は、火の近くで使わず、缶の処分も自治体が指定する安全な方法に従うよう注意を呼びかけています。