神戸新聞「新たな埋め立て処分場整備へ 神戸港と大阪港検討」より
■ 新たな埋め立て処分場整備へ 神戸港と大阪港検討
神戸新聞 2016年6月7日
近畿2府4県などでつくる大阪湾広域処理場整備促進協議会は、「大阪湾広域臨海環境整備センター」(大阪湾フェニックスセンター)の廃棄物処分場が2027年度に埋め立てを終えることを見込み、新たな処分場を整備する方針を決めた。神戸港と大阪港でそれぞれ検討を進める。
同センターは、神戸沖(神戸市東灘区向洋町地先)と大阪沖(大阪市此花区北港緑地地先)の埋め立て処分場で、一般廃棄物や災害廃棄物を受け入れている。現行の2期事業では、神戸沖は22年度、大阪沖は27年度まで使用する予定。
検討中の3期事業は、2期事業終了後から20年間に発生する廃棄物量を想定。2つの処分場の併用は継続し、災害時に一方の処分場が被災しても、もう一方で廃棄物を受け入れられるようにする。
神戸沖の埋め立てが終わるまでに、先行して神戸港で新たな処分場を整備し、供用を始める方針。その後、大阪沖でも完成させる。
今後、場所の選定や環境への影響評価など具体的な検討を進めるという。(斉藤正志)
【大 阪湾広域臨海環境整備センター】兵庫県など2府4県と168市町村、港湾管理者4団体の出資で設立。神戸沖、大阪沖、尼崎沖、泉大津沖の埋め立て処分場を 管理し、神戸沖と大阪沖で廃棄物を受け入れている。2015年度末時点で神戸沖は容量の72%、大阪沖は26%まで埋め立てている。
結局、日本の廃棄物行政、、
最終処分場がなくなれば、,,また新しい処分場をつくる、、繰り返し、、、
山を削り、谷を埋め、海を埋め、、、
大阪湾フェニックも、、あらたな埋立処分場建設に、
東京23区の最終処分場も、新海面処分場が最後の処分場といえども、、、
残余年数近くになれば、、、東京湾(?)フェニックが浮上するのだろう、、、
だからニッポンは、いつまでたっても欧米のような「ゼロ・ウエイスト」の発想にならない。
大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)