水銀:埋めた飛灰から基準値超す−−新潟・２処分場 ／新潟

■水銀:埋めた飛灰から基準値超す−−新潟・２処分場 ／新潟
毎日新聞-2012/12/14
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121214ddlk15040024000c.html
　新潟市亀田清掃センター（同市江南区）は１３日、同センターで焼却処理後、市内２カ所の埋め立て処分場に埋められた飛灰から、埋め立て基準（１リットル当たり０・００５ミリグラム）を超えた水銀を検出したと発表した。
　今年１０月３１日と１１月１日の検査で、亀田第３埋立処分地では基準値の最大２倍、北区の太夫浜埋立処分地は同３・４倍に上った。周辺の放流水や地下水の水質検査で異常は見つからなかったという。
　同センターは「燃えるごみではない水銀が、燃えるごみとして廃棄されたため」と説明。処分場では地中で二重の遮水シートで飛灰を保護しているため「溶け出す危険性はないが、今後、飛灰を掘り起こし、適正に処理したい」と話している。

　同６月、埋め立て前に飛灰を検査したが、結果が出る前に埋め立てていた。【山本愛】


新潟市報道資料(平成24年12月13日)
■亀田清掃センター飛灰処理物の水銀溶出基準値超過について
　平成24年6月11日測定の亀田清掃センターから排出された固化灰（処理飛灰）の水銀溶出量が埋立基準値を超えていたことが判明しました。
基準値超過判明後，亀田清掃センターの処理飛灰を埋立処分している亀田第3埋立処分地及び太夫浜埋立処分地（第3期）の放流水や周縁地下水等の水質調査を行った結果，水銀は不検出であり，施設外への流出はないため，環境への影響や健康被害の生ずる恐れはありませんが，既に埋め立てた処理飛灰の水銀の溶出検査を実施しております。
　このたび，検査結果において，下記のとおり埋め立てた区画から基準値を超えた水銀の溶出が検出されましたのでお知らせします。
記


詳細は:■亀田清掃センター飛灰処理物の水銀溶出基準値超過について