■ 熊本県の廃棄物処理2施設が被災、し尿流出
LogisticsToday 2016年4月15日
熊本県が12時時点でまとめた情報によると、熊本地震の影響で一般廃棄物処理施設2施設で被害が確認された。宇城広域連合の浄化センターでは、地中埋設管が破損し、未処理のし尿が流出した。
当初は付近の水路に流出していたが、敷地外への流出防止対策を実施したことから、敷地外への流出は止まっている。
また、熊本市の東部環境工場(ごみ焼却施設)でボイラーが破損し、焼却炉が停止。焼却できない状況ながら、ごみの受け入れは継続している。
県内92施設のうち60施設から報告を受けた結果、これらの2施設のみ被害を受けていた。
産業廃棄物処理施設については、最終処分場と焼却施設合わせて50施設のうち、45施設への電話聞き取り調査を実施した結果、被害が確認された施設はなかった。ただ、残る5施設のうち1施設は電話が不通となっている。
熊本市 東部環境工場 施設概要
所在地 熊本市東区戸島町2570番地
電話番号 096-380-8211
敷地面積 18,000平方メートル (新工場棟分)
型式 全連続燃焼式ストーカ炉
燃焼設備 600トン/日 (300トン/日×2基)
発電設備 10,500Kw (蒸気タービン)
竣工 平成6年3月
西部環境工場は平成28年3月から供用開始したばかり(平成28年9月末まで外構工事続く)
エココミュニティくまもと 熊本市 西部環境工場 施設概要施設名称 西部環境工場
施設所管 熊本市
所在地 熊本市西区城山薬師2丁目12番1号
面積 建築面積 7009.35㎡
延床面積 12,723.52㎡
施設規模 ストーカ炉 280t/日(140t/24h×2炉)
建設年度 着 工 平成24年4月1日
供用開始 平成28年3月1日
設計・施工メーカ JFEエンジニアリング株式会社
処理方式 焼却炉 全連続燃焼式ストーカ炉(2炉)
並行揺動式(水平型)
熊本市 2016年4月15日
地震に関する各種情報をお伝えします(避難所、断水、学校休校、ごみ)16時15分発表
1 地震災害ごみの収集
地震災害ごみを当分の間、家庭ごみの定期収集と並行して収集します。
なお、平成28年4月16日(土)、17日(日)については、臨時に地震災害ごみの収集を行います。
災害ごみの搬出は、通常の家庭ごみとは別に、曜日に関係なく出すことができますのでお近くのごみステーションに道路の通行に支障がないように搬出をお願いいたします。
なお、指定収集袋を使用する必要はありませんが「燃やすごみ」「埋立ごみ」に分け、なるべく透明袋に入れてください。
2 環境工場等への直接持ち込み
平成28年4月14日発生の地震による災害ごみで燃やすごみは東部・西部環境工場、埋立ごみは扇田環境センターに、ごみ処理手数料の減免手続き後に直接持込むことができます。
ただし、東部環境工場は現在、焼却炉が停止しているため、今後、災害ごみの受入れを中止する可能性がありますので、事前に東部環境工場にご確認いただき搬入をお願いします。
【受入れ日・時間】
月曜日~土曜日 午前8時30分から午後4時30分まで(通常どおり)
ただし、平成28年4月17日(日)午前8時30分から午後4時30分は、臨時に受け入れいたします。
・東部環境工場 380-8211
・西部環境工場 329-0900
・扇田環境センター 245-2696