NHK 2016年3月23日
東京・世田谷区の56歳の職員が、人事のシステムを操作して同僚の勤務時間を改ざんし、業務を妨害したとして、区は23日付けでこの職員を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職になったのは、世田谷区砧清掃事務所の職員です。
世田谷区によりますと、この職員は去年9月下旬、勤務先で区の人事システムを操作して同僚の勤務時間のデータを改ざんしたり、消したりして、業務を妨害したとして略式起訴され、裁判所から罰金30万円の略式命令を受けたということです。
区の調査に対して職員は、事実関係を認めたうえで、「このたびは申し訳ありませんでした」と話しているということです。
世田谷区は区の信用を失墜させたなどとして、23日付けでこの職員を懲戒免職の処分にしました。世田谷区は「職員への指導を徹底し、再発防止に努めたい」と話しています。
NHKのニュースを聞いてびっくり!!
システムの杜撰さもだが、、あまりに低レベルというか、、
公務員って一度逮捕されたくらいでは懲戒免職にならないというのも驚き
二度目の今度はさすがに懲戒免職、
東京都世田谷区職員の男(56)が嫌がらせで同僚の残業時間をゼロなどにする内部データの改竄をしたとして、警視庁に逮捕された。
あまりにずさんな情報管理も明らかになり、マイナンバー制度の本格運用に不安が出ているときだけに、区に対して批判の声が上がっている。
逮捕された職員は、世田谷区の清掃事務所に勤めていた。
以前も個人情報がらみで逮捕されていた 報 道などによると、職員は2015年9月26日、職場の自分のパソコンから区の給与などを扱う管理システムにアクセスし、清掃事務所の上司や同僚約30人分 の残業時間や休日出勤をゼロにしたり減らしたりして、給与が下がるように工作した疑いが持たれている。世田谷署が16年2月25日に電子計算機損壊等業務 妨害(データ改竄)の疑いで職員を逮捕した。
調べに対し、この職員は、容疑を認めており、「過去の業務ミスを指摘され、弁明の機会もなかったことの腹いせでやりました」と動機を供述しているという。
こうした内容が報じられると、ネット上では、区に対して批判的な意見が相次いだ。「セキュリティー甘い」「なんで入れてデータいじれんだよ」「危なくてマイナンバーカード申請できないな」といった声だ。容疑者の職員は、05年にも別の名誉棄損容疑で警視庁に逮捕されていたこともネットで指摘された。当時の報道によると、出会い系サイトで知り合った 女性医師に1回会って断られたことを腹いせに、医師の個人情報をネットで晒していたというものだった。逮捕当時は、区の保健福祉センターに勤めていた。そ れだけに、この職員がまだ区に勤めていたことにも驚きの声が上がっている。
なぜ職員は、個人情報を扱う区の給与管理システムにアクセスできてしまったのか。
「仕事が回らない」とデータにパスワードをかけず世田谷区清掃・リサイクル部の管理課では、取材に対し、容疑者の職員は、清掃事務所の庶務担当をしており、給与管理システムにアクセスする権限を持っていたと説明した。
続きは~