■ 【タイ】ターク県のゴミ処理施設への支援を決定ー在タイ日本大使館
Global News Asia 2016年3月14日
2016年3月14日、在タイ日本大使館は、草の根・人間の安全保障無償資金協力として「ターク県における廃棄物処理施設拡張計画」に3,147,400タイバーツ(約1000万円)の支援を決定した。
佐渡島志郎大使と「緊急援助と難民のためのカトリック事務所(COERR)」のプログラムディレクターユベンチーノ・メンドーサ氏が署名を交わした。
ターク県ターソングヤング郡は、ミャンマー国境の山間部に位置し、タイ最大のメーラ難民キャンプのある地域。生活習慣の変化や人口増に伴い、ゴミの増加や種別の多様化が進み、住環境に深刻な影響(衛生・伝染病・火災リスク)を及ぼしている。
この計画では、日本発の環境配慮型技術「準好気性埋立構造(通称:福岡方式)の処分場」を、日本の資金支援と株式会社エイト日本技術開発の技術支援の下に導入する他、村落内に公共ゴミ箱200 個の設置を進める。
また、米国国務省人口難民移民局の支援による3R 活動推進が並行して実施される。ソフトとハードの両面から、持続可能な住環境構築と廃棄物処理活動を図るもの。
【編集:高橋大地】
福岡市
廃棄物処理に係る国際環境技術協力 準好気性埋立構造「福岡方式」と国際環境技術協力の経緯 「福岡方式」パンフレット 1~10ページ (5,131KB) 11~18ページ (4,511KB)準好気性埋立構造「福岡方式」海外へ (福岡大学単独事業含む)
※世界13ヶ国で「福岡方式」が採用されています。
国際環境技術協力の実績について 平成26年3月31日現在
1.海外技術協力等は、14ヶ国延べ88名の職員を派遣しました。
2.海外研修生の受入は、13ヶ国、117名の研修生の受入を行いました。
3.海外見学者の受入は、70ヶ国、延べ4,182名の見学者の受入を行いました。
1.海外技術協力 職員派遣
2.海外研修生 受入
3.海外見学者 受入