■PCB処理、新施設で外販拡大図る-中部環境ソリューション
電気新聞-2016年3月7日
中部電力グループのシーテック、愛知電機、テクノ中部が出資する中部環境ソリューション合同会社(名古屋市、長浦和明社長)は、4月にも新たなPCB(ポ リ塩化ビフェニール)の無害化施設を完成させ、5月以降に運転を開始する。同社は中部電力が保管する微量PCB汚染廃電気機器の処理事業を行っているが、 電力以外の一般顧客の処理ニーズの拡大を踏まえ、新処理施設の建設を決定。処理能力は既存設備と同等レベルを予定しており、これまでの知見を一般企業向け にも反映し、さらなる事業拡大を図る。
新たなPCB処理施設は、愛知県弥富市内に設置する。稼働後の処理体制は変圧器で換算すると月約10台を想定している。投資額は非公表。環境省から施設の 認可が得られれば運転を開始する。主に電力会社以外の一般企業向けのPCB処理施設として活用する。(5面)
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PCB処理、新施設で外販拡大図る-中部環境ソリューション
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