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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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16年度に選定開始/DBOごみ処理施設事業者/桑名広域清掃組/三重

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■ 16年度に選定開始/DBOごみ処理施設事業者/桑名広域清掃組合
日刊建設通信新聞 (会員登録) 2016年3月4日
 三重県桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町で構成する桑名広域清掃事業組合は、DBO(設計・建設・運営)方式を採用する新ごみ処理施設整備事業の実施 方針を2016年度中に公表し、事業者選定の手続きを始める予定だ。性能発注方式を適用し、17年度にプラントメーカーを選定する見通し。17-20年度 で設計・建設し、21年度の供用開始を目指す。
 新施設の処理能力は、災害廃棄物などを含め1日当たり174t(87t×2炉)。処理方式は「ストーカ方式+灰の外部資源化委託」を採用する。余熱エネ ルギーは回収し発電に活用。プラント設備などに利用し、残りは売電する。建設予定地は既存施設が立地する東員町大字穴太。全体敷地は約2.8ha。建設費 は87億円程度を見込む。
 現在、同組合管内の可燃ごみは「RDF化施設」で固形燃料化し、近接する「三重ごみ固形燃料発電所」で燃料としてリサイクルしている。しかし、売電収入による事業運営が困難となり、20年度末でRDF焼却・発電事業を終了することにした。
 そのため、11年5月に「ごみ処理のあり方検討委員会」を設置し、21年度以降の処理方法などを検討した結果、新たなごみ処理施設の建設を決定した。15年1月から環境影響評価調査に着手。同9月に施設整備基本計画を策定した。
 事業支援と環境影響評価の両業務はパシフィックコンサルタンツが担当している。

[ 2016-03-04  8面  面名:中部・北陸面]

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