■ プラスチックごみ削減! インドネシアの主要都市でレジ袋有料化を実施
インドネシアニュース 2016年2月24日
レジ袋価格は、各都市によって異なる
インドネシアで「ごみゼロの日」の2月21日より、プラスチックごみの減量化を目的として、ジャカルタ、バンドン、スラバヤなど同国の22の都市でレジ袋有料化が実施された。
レジ袋有料化は6ヵ月間の試験的な実施となっており、3ヵ月ごとの結果を踏まえた上で本格的な導入が決定される見通しだ。
環 境林業省は、レジ袋の代金を最低200ルピア(約1円70銭)と定めているが、レジ袋価格は各都市で異なり、ジャカルタでは5000ルピア(約42円)、 東カリマンタン州のバリクパパンでは1500ルピア(約13円)、南スラウェシ州のマカッサルでは4500ルピア(約38円)となっている。
バンドンのレジ袋代は、200ルピアと格安に
なお、バンドンでのレジ袋価格は、同省が定める最低水準の200ルピアであるが、同市はレジ袋有料化による経済効果を1日あたり10億ルピア(約840万円)、年間で3600億ルピア(約30億円)と見込んでいる。
また、同市はレジ袋販売による収益をごみ処理場の建設に充てたいとしている。
「サイエンス誌」の調査によると、インドネシアの年間のプラスチックごみ廃棄量は、中国に次いで世界第2位であるという。
ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/103255/plastic-bag
Jakarta Globe
http://jakartaglobe.beritasatu.com/news/indonesian-cities