■ レジ袋有料化実施7年で140万トン減量
中国国際放送 2016年2月17日
国家発展改革委員会資源節約と環境保護局が16日に発表したところによりますと、2008年6月1日に、レジ袋有料化という政策が実施され始めましたが、 これまでの7年間で、スーパーやデパートなどのレジ袋使用量は合計140万トン減ったことがわかりました。二酸化炭素排出量が3000万トン削減されたこ とに当たります。
関連調査によると、2009年以降、中国ではレジ袋の年間使用量は80万トンを下回り、このうち、スーパーやデパートなどは、30万トン以下とな りました。2015年、レジ袋の年間使用量は70万トン近くとなり、そのうち、スーパーやデパートなどは30万トン近くを占めています。レジ袋の有料化実 施によって、市民の環境保護意識が向上しました。(任春生、kokusei)
日本の容器包装リサイクル法、
正式名称は、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」なので、、、
容器包装を元から断とう、削減しようという発想に乏しいというか、そういう規制はない。でてくる容器包装をどのように集めて再商品化するかというもの。国内のレジ袋削減も、事業者任せで無料配布の規制はしていない。法律の5年ごとの見直し論議も、やっと再開した環境省と経産省の合同会合も、2月25日には「取りまとめに向けた議論の整理」となっているが、、、おそらくおおきな改善点もないままだろう、、、
PDF]諸外国におけるレジ袋等容器包装の使用実態調査 - 経済産業省
最新の調査結果
容器包装の3Rを進める全国ネットワークニュース第 166号2015 年12月3日)より転載
<2> <リポート>世界のレジ袋使用規制情報
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
日本では、レジ袋の有料化は、県単位や市町村単位での自治体・事業者・
市民団体の自主的取り組みに委ねられていることから、実施している地域
や業態が一部に限られ、また、最近では新たな進展もほとんど見られず、
自主的取り組みの行き詰まりが明白になっています。
世界各国の状況を見ると、レジ袋はごみを発生させる一方、環境を汚染し、
生態系へ深刻な影響を与えていることから、下表のように国単位での使用
規制が大勢となっています。
レジ袋の無料配布や使い捨てを放置している日本は、果たして環境先進
国といえるのでしょうか。
(事務局 小野寺 勲)