■ 焼却場停止で県外搬出、ごみ処理費が倍増
中日新聞 2016年2月16日
羽島市は十五日、二〇一六年度当初予算案を発表した。一般会計では、可燃ごみとし尿の処理費用が前年度のほぼ二倍の四億七千三百万円に急増する。ごみ焼却場を建設できず、三重県伊賀市までごみを運ぶことが市財政の重荷となる。
県外搬送が必要になるのは、羽島と岐阜、岐南、笠松の二市二町からごみを受け入れている岐阜市境川のごみ焼却場が、三月末で住民との取り決めに 従って停止するため。代替施設の建設に向け、羽島市は二〇〇六年十二月に同市下中町を候補地と決めたが、選定経緯を不服とする住民の反対で土地取得交渉が ストップ。現在、別の候補地を探している。
これに伴い一六年四月から、羽島市は可燃ごみをパッカー車で収集し、トラックに積み替えた上で、三重県伊賀市の廃棄物処理業者「三重中央開発」の焼却場まで運び込む。伊賀市までの運搬費で一億円、積み替え施設の管理委託費で七千九百万円が、新たに上乗せされる。
市総務部によると、ごみ処理費の増加分は、市の貯金に当たる財政調整基金を取り崩すなどで対応する方針。ただ、市内に新焼却場が完成するまでに早 くても七年はかかるため、ごみの減量を呼び掛け、処理費を抑えるよう努力するという。松井聡市長は「とにかく建設を急がなければならない」と述べた。… ..
岐阜羽島衛生施設組合
【構成団体（2市2町）岐阜市・羽島市・羽島郡笠松町・羽島郡岐南町）】
三重県伊賀市の廃棄物処理業者「三重中央開発」は、大栄環境グループ
こうして、いろんなニュースを見ていると、
廃棄物の焼却施設も、老朽化等による建替時、既存施設の操業期間をしっかり遵守する自治体と、他に建設用地がみつからないとして、あらゆる手段で、（地域住民の意向など関係なく、、）同じ敷地内での建て替えを強引に進める自治体と、、、ほんとうに、、いろんな苦難があれど、そこからゼロ・ウエイストにはなかなか結びつかない、、、（残念）
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