■甘利経済再生相辞任 現金授受問題の舞台・白井市の県道用地 進まぬ産廃撤去/千葉
東京新聞-2016年1月29日
二十八日に辞任した甘利明経済再生担当相による現金授受問題の「舞台」となった白井市の県道の建設現場。不法投棄された大量の産業廃棄物の撤去は 進まず、県が一九七〇年に用地を取得して以来、四十五年以上たっても道路は開通していない。早期開通を求めてきた地元の関係者たちは、道路完成がさらに遠 のくことを心配している。 (中山岳、三輪喜人)
産廃が不法投棄された白井市清戸の県道「千葉ニュータウン北環状線」の建設予定地は土砂が数メートルうずたかく積み上げられ、撤去のための鉄骨が組まれていた。だが作業員はおらず、作業は中断していた。
「昨年春ごろから工事がストップしている。ようやく産廃撤去が進むと思っていたのに…」。ある白井市幹部は、甘利氏側に現金を渡した建設会社と、県道を建設する都市再生機構(UR)との補償問題が明らかになり、肩を落とした。
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甘利経済再生相辞任 現金授受問題の舞台・白井市の県道用地 進まぬ産廃撤去/千葉
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