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核のごみ 行き場見えず 9府県の知事、(使用済み核燃料)中間貯蔵施設受け入れ「拒否」

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東京新聞「核のごみ 行き場見えず 9府県の知事、中間貯蔵施設受け入れ「拒否」」より転載


■ 核のごみ 行き場見えず 9府県の知事、中間貯蔵施設受け入れ「拒否」

東京新聞 2016年1月28日
 関西電力が二十九日に予定する高浜原発3号機(福井県高浜町)の再稼働を前に、本紙は全国四十七都道府県の知事に、原発から出る使用済み核燃料の 中間貯蔵施設の受け入れについてアンケートした。受け入れを「前向きに検討する」とした知事はなく、九府県が「拒否」と答えた。高浜原発は再稼働後、使用 済み核燃料の貯蔵プールが七~八年で満杯になる見通しで、中間貯蔵施設の建設は喫緊の課題だが、実現の難しさが浮き彫りになった。
 「拒否」の九府県は山形、福島、新潟、京都、徳島、香川、高知、熊本、沖縄。残りは「どちらでもない」が茨城、神奈川、埼玉、千葉、静岡など十六道県で、「無回答」が東京、群馬、栃木、大阪など二十二都府県だった。
 回答理由としては、「拒否」では自然災害に対する懸念や、福島第一原発事故後に高まった原発に対する住民の不安などを挙げる意見があった。
 「どちらでもない」では「現時点で想定しておらず、受け入れに関する検討も行ったことはない」(秋田)との声があり、判断するための議論すらまったく進んでいない現状が浮かぶ。
 「無回答」では「国が責任をもって進めるべきだ」(愛知)などと、判断を避けるケースが目立った。
 高浜原発が立地する福井県の西川一誠知事は再稼働に同意する際、施設の県外立地に向けた国の関与を挙げていた。西川知事はアンケートではすべての質問に回答せず、その理由も示さなかった。
 アンケートは今月八~二十日に書面で実施した。

使用済み核燃料の貯蔵プールは7~8年で満杯になる
それでも川内原発1、2号機に続き、高浜原発3号機は再稼働、
(プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用するプルサーマル)

中間貯蔵施設の受け入れ「拒否」回答
山形、福島、新潟、京都、徳島、香川、高知、熊本、沖縄


朝日新聞は「核のごみ」19道府県が受け入れ拒否 朝日新聞調査」の報道、
こちらは高レベル放射性廃棄物の最終処分場の立地受け入れ調査


それにしても「中間貯蔵施設」という中途半端な名称、、
あっちでも、こっちでも、、先行き不透明なときは、、
最終処分場よりも中間貯蔵施設となるのだろうか、、
住民は敏感でも、首長や政治家はいざというときの逃げ道となる?

核のごみ、いずれは、
低レベル放射性廃棄物、、原発敷地内、
それとも痛み分けで、原発立地自治体以外に押しつけるのか、
民主党政権下の細野大臣のように、最終処分は福島県外のように、
日本全国、オールジャパンで、放射性廃棄物の処分場化
そして、高レベル放射性廃棄物は、、海の底へ

それでも原発は再稼働、
場当たり的なエネルギー政策、

指定廃棄物や除染土など、公共事業で「浄化物」として再利用


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