■ 仏で落盤事故 放射性廃棄物集積施設予定地
日テレNEWS24 2016年1月27日
フランスで、放射性廃棄物を集積する地下施設の建設予定地で、落盤事故があり作業員が死亡した。集積施設は安定した地中に建設することが必要で、当局が事故の原因究明を急いでいる。
事故があったのはフランス東部のビュール村にある地下研究施設の坑道。所管するフランスの核廃棄物管理庁によると26日、坑道の掘削作業を行っていたところ落盤が発生した。この事故で1人が死亡、1人が軽いケガをした。
この研究施設では、周辺に放射性廃棄物の地下集積施設を建設するために地層の研究などを行っており、現在はまだ放射性物質はないという。
フランスは2020年ごろに現場周辺で施設の建設工事を始め、25年に稼働させたい考えだが、地下集積施設は安定した地層の中に建設することが必要で当局が落盤の原因究明を急いでいる。
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仏で落盤事故 放射性廃棄物集積施設予定地 (地下研究施設の坑道)
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