■ 水戸市新清掃工場DBO/日立造船グループに決定
日刊建設通信新聞 (会員登録) 2016年1月9日
【構成員に五洋ら、ストーカを提案】
水戸市は、DBO(設計・建設・運営)方式を導入する新清掃工場整備・運営事業を総合評価一般競争入札した結果、日立造船グループ(代表企業・日立造船 )に決めた。事前公表した予定価格576億0180万円(税込み )で、落札額は460億8144万円(同)だった。落札者の提案を採用するごみ焼却施設の処理方式はストーカ方式(主灰の外部資源化 )となった。
同グループは日立造船のほか、極東開発工業、五洋建設、昭和建設、Hitz環境サービスで構成する。協力企業として、センター電機、太平洋セメント、み なと運送、ツネイシカムテックス、昭和通運、打木運輸、中央電気工業、中電興産、メルテック、東亜環境コーポレーション、刀屋が参加している。
このほか、タクマグループ(代表企業・タクマ)が482億6910万6360円(同)で応札した。日立造船グループは入札価格だけでなく事業提案でも最高点を獲得した。
事業範囲は日量330t(110t×3炉)のごみ焼却施設と同55tのリサイクルセンターの設計・建設、運営、主灰の運搬と資源化。事業者は16-19年度に設計・建設し、20-39年度に運営する。
建設地は下入野町字南散野地内の敷地約8.6ha。
隣接地にDBO方式で別途、整備する最終処分場は、焼却施設の処理方式が決まったため、今後、埋立容量を確定させる。[ 2016-01-12 5面 面名:関東面]
水戸市
水戸市新清掃工場整備・運営事業
●水戸市新清掃工場整備・運営事業に係る落札者の決定について(1月8日)
予定価格 576億0180万円(税込み)
落札金額 46,081, 440,0 00 円(税込み)
総合評価値の算定結果
入札価格(税抜)//事業提案に関する得点+入札価格に関する得点=総合評価値
タクマグループ 44,693, 617,000 円/40.30 点+38.19 点=78.49 点
日立造船グループ 42,668, 000,0 00 円/46.10 点+40.00 点=86.10 点 ←落札
まだ、審査講評のようなものは公表されていないが、
タクマは流動床ガス化溶融炉だったのだろうか?
入札公告では、ごみ焼却施設の処理方式は、
・ストーカ方式(灰溶融)
・ストーカ方式(主灰の外部資源化)
・シャフト炉式ガス化溶融方式又は流動床式ガス化溶融方式のいずれかの方式だった、、