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クレハ環境 低濃度PCB処理事業を強化 小型トランスなど無害化

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【写真】無害化施設として認定された固定床炉。
ヘッドライン ニュース「クレハ環境 低濃度PCB処理事業を強化 小型トランスなど無害化」より転載

■ クレハ環境 低濃度PCB処理事業を強化 小型トランスなど無害化
化学工業日報ヘッドライン ニュース 2016年1月7日
 クレハ環境は、低濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)無害化処理事業を拡大する。同社は2015年11月に固定床炉が無害化施設として追加認定され、 低濃度PCBに汚染した電気機器の無害化処理が可能になった。全国に多数存在するとされる小型トランスの処理のほか、橋梁塗膜や不法投棄埋設物などPCB 以外の難処理物も含む汚染物の処理を行う。PCB廃棄物は27年までに無害化処理を完了させることが決まっており、同社は年間二十数億円の事業規模を維持 していく方針だ。

クレハ環境(福島県いわき市)は、平成23年2月24日、平成25年2月12日、平成26年12月4日に認定施設となり、
さらに、平成27年11月26日には、あらたにロータリーキルン式焼却炉及び固定床炉で追加認定を受けている。

固定床炉というイメージがわかないのだが、、、
ストーカや流動床炉,ロータリーキルンのように動かずに固定しているということなんだろうが、

産廃の焼却施設、災害廃棄物の仮設焼却炉の写真でもさんざん感じたが、
こうも、設備がむき出しだと、炉から排ガスが多少漏れようとも、、、
炉室内作業環境など関係なし、すべてクリア、、、


クレハ環境HPから転載

低濃度・微量PCB廃棄物の無害化処理 処理の概要

 取得年月日

当社は2015年11月26日付で、環境大臣より低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理認定を取得しました。

処理の概要

無害化認定を受けた以下の施設で、安全・確実に処理を行っています。

項目内容 施設の名称 7号焼却炉(ロータリーキルン式焼却炉),
8号焼却炉(ロータリーキルン式焼却炉, 固定床炉) 施設の種類 廃ポリ塩化ビフェニル等,
ポリ塩化ビフェニル汚染物
又はポリ塩化ビフェニル処理物の焼却施設 施設の場所 福島県いわき市錦町落合136番1号 他23筆 焼却ガス温度 850℃以上 焼却ガス滞留時間 2秒以上 処理する廃棄物の種類

下記に記載する、低濃度PCB廃棄物を処理することができます。

  低濃度PCB廃棄物 微量PCB汚染廃電気機器等 低濃度PCB含有廃棄物 低濃度PCB廃油 微量PCB汚染絶縁油 電気機器又はOFケーブルに使用された絶縁油であって微量のPCBに汚染されたもの 低濃度PCB含有廃油 PCB濃度が5,000mg/kg以下の廃油等
(主として液状物) 低濃度PCB汚染物 微量PCB汚染物 微量PCB汚染絶縁油によって汚染されたもの 低濃度PCB含有汚染物 PCB濃度が5,000mg/kg以下の汚泥、紙くず、木くず、繊維くず、廃プラスチック類

金属くず、陶磁器くず、コンクリート破片等の不要物(金属くず等)に付着したもののPCB濃度が5,000mg/kg以下のもの 低濃度PCB処理物 微量PCB処理物 微量PCB廃油、低濃度PCB汚染物を処分するために処理したもの 低濃度PCB含有処理物 PCB廃棄物を処分するために処理したものであって、PCB濃度が5,000mg/kg以下のもの(金属くず等は付着物のPCB濃度)
詳細は~



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