fnn-news「東京・江戸川区の道路で六価クロム検出 国の環境基準の1000倍」より転載
古いニュースを拾ったのかと、自分の目を疑ってしまったが、、、
最新のニュースのようで、またまた六価クロムがでてきている、、、
fnn-news.com-2015年12月24日
集合住宅が立ち並ぶ東京都内の一角で、有害物質「六価クロム」が検出された。
専門家と調べたところ、濃度が、環境基準の1,000倍以上に達していた。
江戸川区の道路で、白い結晶のようなものが広がっていところがあった。
さらに、排水口も黄色くなってしまっていた。
東京・江戸川区の住宅街に隣接する道路で発見された、有害物質・六価クロム。
周囲には、六価クロムを含んだ排水が流れ出たとみられる、白い結晶が広がっていた。
どうなっているのか、
東京都の六価クロム対策、
2013年の環境基準の3000倍の検出の時も、
保安柵で囲って、集水ます内の泥土を取り出して、終わり、
あげく、六価クロムの濃度も、環境基準の0.05PPmに照らし合わせるのではなく、
特別管理産業廃棄物の判定基準:1.5mg/lとの比較とする、
なにしろ、
江東区と江戸川区の「わんさか広場」「風の広場」
六価クロムが大量に埋められている
というか、クロムが埋まっている上を公園にしているというべきか、
江東区側は、対症療法的な工事が施され、とりあえず漏れなくなっているようだが、
それも恒久的な封じ込めではないようだ~
しかし、こうもたびたび、漏れ出してくるのでは、、、
どうしようもない、封じ込めとはいえない、、
六価クロム汚染土壌対策
1 経過概要
六価クロムによる土壌汚染問題は、昭和48年に東京都が日本化学工業(株)から買収した江東区大島9丁目の都営地下鉄用地及び市街地再開発用地で大量のクロム鉱さい埋め立てが判明したことを発端とします。
昭 和50年12月、都(交通局・都市計画局)は日本化学工業(株)に対し損害賠償を求めて提訴し、昭和61年4月両者和解が成立しました。また、他の民有地 についても昭和54年3月「鉱さい土壌の処理に関する協定」(東京都知事、日本化学工業(株))を締結し、都の指導のもと同社の費用負担により恒久処理を 実施しました。
2 恒久処理
六価クロム鉱さいを処理するために、昭和55年から平成13年 にかけて、再開発地域内に集中処理地を5箇所(①南北工場跡地(風の広場)②和解に基 づく処理地(わんさか広場)③江戸川区処理地(自由の広場)④江東区処理地⑤日本化学工業(株)本社敷地内処理地)設けて、鉱さいの還元・封じ込め処理を 行いました。
(1) 和解に基づく処理
平成2年11月から鉱さい処理工事が始まり、平成5年4月に8万6千m3の鉱さい封じ込め処理が完了し、現在は公園(わんさか広場)として開放されています。
(2) 協定に基づく処理
昭和55年から鉱さい処理工事が始まり、平成13年2月に33万5千m3の鉱さい封じ込め処理が完了し、現在は公園(風の広場、自由の広場)等として利用されています。
3 モニタリング等
(1) モニタリング
亀戸・大島・小松川地区及び南葛西地区において、定期的に大気中の粉じん等を測定し、周辺環境の状況把握を行っています。さらに、集中処理地とその周辺において水質の六価クロム濃度を測定し、監視を行っています。
○大気中の粉じんや水質の六価クロムモニタリング結果(220 KB)
(2) 船堀橋下都道での対応
平成23年2月に船堀橋下の都道上で見られた滲出については、滲出水を還元処理し、土壌の掘削除去及び再舗装工事を実施しました。
なお、船堀橋下の都道の集水ますについては、ます内の泥土から六価クロムが検出されたことから、平成25年6月にます内の泥土を適正に処分しました。
(3) わんさか広場北側入口付近での対応
平成24年4月及び平成25年1月にわんさか広場の北側入口付近において見られた滲出については、滲出水の還元処理及び清掃等を行い、その後補修工事を実施しました。
2013年3月、↓↓ 環境基準の3000倍の検出のときの真っ赤っか、
☆写真はFNN「江戸川区の公園近くの排水溝から基準3000倍超の六価クロム」より
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