福島第一の固体廃棄物（焼却炉キルンストーカ式９５ｔ／日増設）、長期保管手法探る

第1回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会「特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会における具体的検討について(案」より

特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会、検討委員会の趣旨は、東京電力株式会社福島第一原子力発電所における放射性廃棄物の安定的な管理に係る課題について、今後の長期にわたる廃炉作業を念頭に置き、実施計画として具体化される以前の段階からの検討も含め、安全規制の観点から検討をおこなうとなっている。福島第一における放射性廃棄物等の管理についてを検討するようだ。それぞれの廃棄物、そうとうな放射能濃度となるのか、、「可燃物、非可燃物ともにできる限り減容する」となっている。現状の第一敷地内のがれきなどの廃棄物の種類や量「瓦礫等保管のイメージ」をみると、,,凄まじい。敷地内での一時保管、保管、管理となるのだろう。この先、ほんとうに事故の収束、廃炉などできるのだろうか。

第一回目の配布資料の中には、、、、東京電力「今後設置する減容・焼却処理設備と保管施設について」、
雑固体廃棄物焼却設備の増設や保管施設についてがある、、
キルンストーカ式　９５ｔ／日（２４ｈ運転）

先月、試運転が始まった雑固体廃棄物焼却設備は、
ロータリーキルン式　３００Kg/ｈ×２系統（２４ｈ／日稼働）　なので、かなりの処理能力の増強、、、

関連（本ブログ）
■東京電力福島第一原発構内の雑固体廃棄物焼却施設が完成、きょうから試験運転開始 2015年11月25日

■ 福島第一の固体廃棄物、長期保管手法探る－規制委検討会

電気新聞　2015年12月7日

原子力規制委員会は４日、東京電力福島第一原子力発電所から出る固体放射性廃棄物などの管理に関する検討を行う「特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会」の初会合を開いた。会合では、検討会の基本的考え方や具体的な検討の進め方などを整理。東電から放射性廃棄物管理の現状や今後の管理についての説明もあった。

検討会は、廃棄物の形態や放射能濃度、また放射能濃度以外の廃棄物特性などを考慮しつつ、具体的な課題や対応を検討する。固体廃棄物を長期にわたって安定的に保管するための手法を主に検討することとしており、処分方法そのものは検討しない方針。（２面）

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原子力規制委員会第1回特定原子力施設放射性廃棄物規制検討会配布資料