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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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ごみ収集車火災 エアゾール缶が7割 消防、分別徹底訴える&ごみ収集車のリチウムイオン電池火災

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【リチウムイオン電池は圧力を加え変形したり押し潰されたりすると発火することが火災再現実験により確認】
☆東京消防庁「リチウムイオン等電池火災の概要」より

■ごみ収集車火災 エアゾール缶が7割 消防、分別徹底訴える
東京新聞-2013/04/03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130403/CK2013040302000115.html
 都内で過去十年間に起きたごみ収集車の火災千四百七十二件のうち、七割の原因はヘアスプレーなどエアゾール缶だったことが、東京消防庁のまとめで分かった。春の引っ越しシーズンは増える傾向にあり、関係者は分別廃棄の徹底を呼び掛けている。
 二十三区の収集車火災は千二百五件で、エアゾール缶によるものが八百九十三件。世田谷区の九十九件(エアゾール缶に起因七十二件)、大田区の九十六件(七十五件)、杉並区の九十六件(七十四件)が目立つ。…

収集車の火災は、エアゾール缶やカセットボンベにガスが残っていることの原因が多いのだろう。23区の場合、プラスチック類が可燃ごみ扱いになって、不燃ごみの量が激減した。クッション代わりになっていたプラスチック類がなくなって、エアゾール缶やカセットボンベも、収集車の回転板によって破損される確率が高くなったのだろう。また、不燃ごみの破砕処理施設などでの爆発、火災事故も増えてきている。

東京消防庁(平成25年3月5日)
清掃車火災を防止しよう
〜エアゾール缶・カセットボンベは適正に廃棄しましょう〜
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kouhouka/pdf/250305.pdf
清掃車火災を防止するために
○ エアゾール缶やカセットボンベなどの廃棄については、お住まい区市町村の廃棄方法や分別区分を必ず確認しましょう。
○ エアゾール缶やカセットボンベは、中身を使い切り、各区市町村の指定する廃棄方法や分別区分を守って廃棄しましょう。
○ やむを得ず中身を使い切れないときは、火気のない風通しの良い屋外で、残存ガスがなくなるまで噴出し廃棄しましょう。


コメント「リチウムイオン電池が危険」から紹介
悲しいことに、23区の電池類は堂々と不燃ごみ扱いなので、
拠点回収をしている区も、乾電池、ボタン電池、ニカド電池など
「リサイクル協力店に設置してあるリサイクルBOX」へ入れて下さいという区は救われるが、
不燃ごみで出してください表記の区も多いのが現状。

火災事例にみる防火アドバイス vol.2 芝 消 防 署( 2010年?)
リチウムイオン等電池火災の概要
●リチウムイオン電池火災
火災概要
地下3階集塵室で、塵芥車へ投入したゴミ袋の中にDVDプレーヤー用バッテリーパックが混入していたことから、塵芥車の回転板により当該バッテリーパック内のリチウムイオン電池が圧縮され、内部短絡を発生し、発熱、破裂し、出火したものです。
リチウムイオン電池は圧力を加え変形したり押し潰されたりすると発火することが火災再現実験により確認されました。廃棄には、電気販売店舗等に設置されたリサイクルボックス等により安全に廃棄してください。
[PDF] リチウムイオン等電池火災の概要

■バッテリー、ごみと捨てると火災の原因に
日テレ < 2010年6月14日 23:04 >
http://www.news24.jp/articles/2010/06/14/07161061.html#
 携帯電話やパソコンのバッテリーがごみと一緒に捨てられることで火事の原因になるとして、東京消防庁が14日に実験を行った。
 実験では、携帯電話やノートパソコンなどに使用されているリチウムイオンバッテリーに機械で強い圧力を加えて屈折させると、バッテリーから激しく煙が立ち上り、爆発した。
 東京消防庁によると、リチウムイオンバッテリーに限らず、あらゆる充電式のバッテリーは捨てられることでごみ収集車の回転板などにより圧迫され、火災が起きる可能性があるという。東京消防庁は「これらのバッテリーはリサイクルできるので、ごみと一緒に捨てないように」と呼びかけている。

京都府綾部市 更新日:2013年3月1日
■不要になった「小形充電式電池」はお近くのリサイクル協力店へ
http://www.city.ayabe.lg.jp/kankyo/kurashi/gomi/recycling/denchi.html
ごみ収集の際に、リチウムイオン電池がごみ収集車の回転板によって破損・出火し、ごみ収集車の火災事故が発生しました。
この原因は、本来リサイクル回収されるべき携帯電話や家電用のリチウムイオン電池のパックが、一般ごみの中に混入していたことによるものです。
デジタルカメラ、ポータブルDVDプレーヤー、携帯電話、ノートパソコン等に使用されている充電可能な電池は、乾電池ではなく「小形充電式電池」です。
この電池は捨てないで、最寄りの「リサイクル協力店」にお持ちいただき「小形充電式電池リサイクルBOX」に入れるか、機器(携帯電話、ノートパソコン)と共に回収する仕組みをご利用ください。

香川県丸亀市 最終更新日: 2012年4月25日
■ごみ収集車の火災が多発しています!
http://www.city.marugame.kagawa.jp/itwinfo/i18413/
3月から4月にかけて不燃ごみ収集中に3件の火災が発生しました。不燃ごみの中にスプレー缶やリチウムイオン電池が入れられていて作業中に発火したことが原因でした。
ごみ収集車はごみを圧縮して積み込むため、スプレー缶やライターなどが入っていると発火する可能性があります。
火災が発生すると作業員はもちろんのこと、近隣の住民の方にも危険を及ぼしかねません。
「スプレー缶やライターはガスを出し切って資源ごみに」
「電池は資源ごみに」
ルールを守ってごみ出しをしていただきますよう市民の皆様のご協力をお願いいたします。

■ゴミ収集車で圧縮されて発火してしまう事故が多発!
世界一受けたい授業◆2013年1月19日 放送◆
http://www.ntv.co.jp/sekaju/onair/130119/01.html
事故の原因となっているのは
パソコンなどのリチウムイオン電池。
必ず電気店などのリサイクルボックスなどで
処分してください。

JBRC「資源有効利用促進法」に基づき
「小形充電式電池」のリサイクル活動を推進
http://www.jbrc.net/hp/contents/index.html
回収対象電池
・JBRC 会員が製造・販売した充電式電池
・ニカド・ニッケル水素・リチウムイオン電池
・短絡防止(絶縁処理)を的確に実施した電池
・電池パックを解体していない電池
・打痕や圧壊など外部ダメージの無い電池
・梱包形態は黄色ボックスまたは段ボール
[リサイクル協力店]検索



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