Quantcast
Channel: 東京23区のごみ問題を考える
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

北九州PCB廃棄物処理施設、11月30日から PCB廃棄物の受入を停止(ベンゼン協定値超過で)

$
0
0

 
操業をストップしている限り、受入停止もやむを得ないが、、、
大きな事故やトラブルが起きるたびに長期にわたっての操業停止となる。
安全を最優先のためには当然のことなのだろうが~


中間貯蔵・環境安全事業株式会 PCB処理施設、
これまでの大きな事故での操業停止(JESCO「事業の進捗状況について」より)
北九州事業
平成21年08月08日 プラズマ溶融分解設備の活性炭吸着塔の火災事故
平成21年11月09日 プラズマ溶融分解設備の運転再開(操業停止期間 約3ヶ月)

豊田事業
平成17年11月21日 PCB蒸気漏洩事故のため操業停止(~18年7月18日)
平成18年07月19日 操業再開 (操業停止期間 約8ヶ月)
平成19年02月14日 設備不具合により運転停止(~6月27日)
平成19年06月28日 運転再開 (操業停止期間 約4ヶ月)

東京事業
平成18年03月28日 微量PCB含有廃水流出事故のため操業停止(~18年10月22日)
平成18年05月25日~26日 微量PCB排気排出事故 操業停止中の事故
平成18年10月23日 操業再開 (操業停止期間 約7ヶ月)

中間貯蔵・環境安全事業株式会 2015年11月27日

北九州PCB廃棄物処理施設のPCB廃棄物の受入停止について


 10月30日に北九州市より通報を受け、当事業所2期施設からの排気中に同市との 協定に基づく協定値(45 mg /N㎥)を超えるベンゼン(520 mg /N㎥)が検出 されていることが判明したことについて は 、1 1月13日に同市及び環境省に本事案の 発生原因調査結果及び再発防止策について報告 し、既に公表させていただき ましたが 、 安全を最優先した操業を確保 及び 再発防止の徹底を図るため、同報告に掲げた当事業所 における全設備の調査・検証等に取り組 んでいます 。
 これに伴い、11月30日から当分の間、当事業所におけるPCB廃棄物の受入を停 止いたします。
 PCB廃棄物の保管事業者の皆様には、 受入再開日が決まり次第、あらためてホーム ページ 等 にてお知らせいたします

 
関連(本ブログ)
環境省、北九州PCB廃棄物処理施設における排ガスのベンゼン協定値超過に関する中間報告について 2015年11月20日
JESCO 北九州PCB廃棄物処理施設 協定値を超えるベンゼンの排出について ( 報告 ) 2015年11月14日
北九州PCB廃棄物処理施設 協定値を超えるベンゼン520mg/N m3の排出 (協定値の11倍)/福岡 2015年10月31日



 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>