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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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ひとり芝居「フクシマ発」 劇団風の子東北

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ひとり芝居「フクシマ発」劇団風の子東北
2015年11月20日(金)18:30開演
会場・江東区 総合区民センター6階サブレクホール
主催;りぼんの会
共催:NPO法人江東子ども劇場


日々の生活に押し流されて、、
3.11地震と津波,福島原発事故の記憶も薄らいでいく、
福島の原発事故を風化させないようにの、、ひとり芝居「フクシマ発」、、
お芝居を観てきた~

ひとり芝居は、県民ラジオから、福島の今を語るという設定、
舞台も、机一つにマイクがあればOKという簡素なもの、

我が家はテレビみない派で、毎朝、J-WAVE(81.3FM)を聞いているので、
ラジオスタジオはなじみ深い(J-WAVEは六本木ヒルズからではあるが~)
ラジオであることのいろんな利点が、ひとり芝居では活きてくる、

何となく、悲惨なことや、憤りを感じる事例のオンパレードになるかともおもっていたが、、、
意外と、前向きな、淡々とした、、、フクシマの今であった、、お涙ちょうだいなどはなしで、
しかし、,掘り下げて考えれば、実に深刻な問題なのではあるが、それらを淡々と、、、

お芝居は1時間程度、、、
そのあと、脚本、制作、出演の澤田氏を囲んでの懇談会、,,
というか、さまざまな質問に答えていただくかたちで、、、
参加者の大半の人は残っていた、、、、

いまさらながら、、、
福島に住む人も、避難している人も、
人それぞれが抱える問題はみな違う、
原発に対する考え方も、放射能に対する考え方もみな違う、
福島に限らず、人の、悩み、苦しみ、同じ尺度で測れない

おもい、重い話しではあったが、、、
若者も、前向きで、強く生きていく福島人のイメージが印象に残った、

しかし、3.11地震と津波と原発事故後、
福島の自宅や地域から避難している人は、今も11万人いるという。
そのうち、国により、強制的に避難させられている人が約7万人、、、

次々と、避難指示区域は解除され、,
解除されれば、自宅に戻っていいということになるので、、
いわば、強制ではなく、自主避難者となってしまう。
政府は、近いうち、帰還困難区域以外はすべて解除したいのだろう、、、
帰還を望む人にはありがたいことだろうが、、、

帰還を望む、望まないなどは考慮されず、、、
生活支援金を打ち切られるという問題が大きいようで、、、
福島の問題は複雑である、、、、、
なにしろ、放射能に関する考え方もみんな大きく違うので、,,

避難指示区域の概念図と各区域の人口及び世帯数(平成27年9月5日時点)


経済産業省「避難指示区域の概念図と各区域の人口及び世帯数(平成27年9月5日時点)」より

帰還困難区域
(約24,100人/約9,000世帯)
居住制限区域
(約22,700人/約8,300世帯)
避難指示解除準備区域
(約23,600人/約8,000世帯)

旧避難指示区域
解除日: 田村市(平成26年4月1日)
: 川内村(平成26年10月1日)
: 楢葉町(平成27年9月5日)

詳細は~



11月に入って、そろそろ年賀状の心配をする頃となり、、、
年々、年賀状だけのやりとりとなった友人や親戚も増えて、、、、

一昨日から,喪中はがきが立て続けに届く、
郷里のともだちから、また、学生時代の友達から、、、
なかでも、夫さんがジョギング中に突然亡くなったというのはショックを受けた、、、

親の介護やいろんな問題、、
それが、もう、親ではなく、自分や連れ合いの死も間近になってきたと実感

いつも、日々、悔いのないように過ごさなくてはと思っているが、、、
それでも,惰性で先送りすることも多い、

ままならない社会を、微力でなにもできない無力感と闘いながら、
それでも、自分にできることは何かないかと模索はするが、、、、

世の中、立派な心構えや献身的な働きをする人は多いが、
平凡に暮らしているかのような身近な友人達も、すばらしい人はいる、、

先日も、いろんな話をしながら山歩きしていて、
いろんな活動で超多忙で、、よくそんな時間があるとおもえる友人が、、
マンション内での、ひとり暮らしの老人達に呼びかけてのお茶飲み会、
デイサービス利用者などへの、ぼけ防止のコーラス会など、、
はたまた、身近で、生活に困ったお年寄りの、生活保護申請の手助けと、、、、
あらためて、すばらしい友人であることを再確認

なにもNGO NPO立ち上げなくとも、身近でできることはたくさんあると、
いろんなことを教えられる、、、彼女たちの爪の垢でも煎じて飲まなくては、

いつも、自分のことだけで精一杯で、
ときに、奈落の底に付き落とされるような不安を感じながら、、
ほとんどなにもできていない自分と対比して、、何か少しは行動に移さなくてはと、、、、
なにしろ、いつお呼びが来るかもわからない、待ったなしの残りの人生なので、,

 

 


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