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GE、ハドソン川(PCB汚染、河川しゅんせつ)の浄化作業終了へ 環境団体は不十分と批判

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■GE、ハドソン川の浄化作業終了へ 環境団体は不十分と批判
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版-2015年11月12日
【ニューヨーク州フォートエドワード】米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、ハドソン川の川底から約140トンの汚染物質を除去する作業を終了する。かかった費用は少なくとも16億ドル(約1970億円)、期間は7年と、GE史上最大の浄化プロジェクトとなった。
 関係筋によると、環境保護庁(EPA)は早ければ12日にもGEが申請した汚泥処理プラントの閉鎖を承認する可能性がある。同社の工場は1970年代終盤まで、大量のポリ塩化ビフェニール(PCB)をハドソン川に垂れ流してきた。
 EPAのジュディス・エンク氏は「これは環境事業として、米国史上最大の河川しゅんせつプロジェクトになった」と述べた。
 PCBは1979年に健康被害をもたらす物質として禁止されるまで幅広く利用されていた。GEはハドソン川流域の2工場で製造したコンデンサーの内部で、PCBを不燃性冷却オイルとして使用していた。
 この浄化事業は、環境保護関連法に基づく信託基金(スーパーファンド)が設定されたものとして米国有数の規模。環境団体や行政機関からは、GEの作業が不十分であり、ハドソン川の魚を安全に食べられるようにするという長期目標の達成にはほど遠いとの批判も聞かれる。
 天然資源保護協議会(NRDC)など環境団体のほか、ハドソン川復元の次の段階に正式な役割を担う米魚類野生生物局(USFWS)などの行政機関は、しゅんせつ作業の成果が証明されていないにもかかわらず、GEは作業終了を認められようとしていると警鐘を鳴らしている。

■米環境保護庁、GEのハドソン川浄化プラント閉鎖を承認
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版-2015年11月13日
GEは1970年代終盤までの40年余りにわたり、大量のポリ塩化ビフェニール(PCB)をハドソン川に垂れ流してきた。PCBは流域の2工場で ... GEの業者は約140トンのPCBを含んだ210万立方メートルほどの堆積物を川底から除去した。GEはこの事業に16億 ...


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発表日 | 2002.02.01  情報源 | アメリカ  カテゴリ | 水・土壌環境 >> 水質汚濁   EPA ハドソン川の最終浄化計画に合意、住民参加を最優先に  2月1日、ホイットマンEPA長官およびJ.ケニー地域局長は、ハドソン川浄化計画に関する決定記録(ROD)に署名。健全なハドソン川にむけての大事な一歩を踏み出した。最終計画は、約15万ポンド(約67.5トン)のPCBを除去するために、ハドソン川上流の40マイル(64km)四方から265万立方ヤード(約203万立方メートル)の汚染された堆積物を浚渫することを求める。
 RODには、州および連邦法に従った、大気質および騒音に関するパフォーマンス基準が含まれている。このほか、浚渫の間の水中の浮遊物質レベル等に関するパフォーマンス基準は、公衆の意見を聴き、州および連邦の自然資源基金と協議した上で、来年策定される。
 また、RODは、ハドソン川の浄化に関するコミュニティ参加プログラムについても約束している。包括的な住民参加プロセスを構築するため、EPAは、職員、住民グループ、主な環境保護団体、そしてコミュニティ・プログラムを新鮮な目で見るため、一般市民を集める予定だ。EPAは、ハドソン川上流地域に現地事務所を創設し、コミュニティとの活動をコーディネートする上級マネージャーを配置することも明らかにした。【EPA】






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