■ 小城市の製紙工場で水蒸気噴出
佐賀新聞 2015年11月11日
10日午後5時45分ごろ、小城市牛津町勝のコトブキ製紙の工場で、過酸化水素水の入ったタンク(高さ約3メートル、直径約2メートル)から「白 い煙が出ている」と119番があった。爆発のおそれもあったため、従業員を一時避難させ、消防が約40分間放水、タンクを冷却した。
佐賀広域消防局などによると、水蒸気が噴出したとみられる。タンクは再生紙の漂白に使う過酸化水素水を約5トン貯蔵。何らかの物質と化学反応を起こし、タンク内の温度が上昇、水蒸気として噴き出したという。原因を調べている。