大分市「リサイクルおおいた2015年11月1日号」より
大分市、ごみ有料化から1年で、
燃やせるごみ9.4%減、燃やせないごみ13.7%減
資源プラ26.7%増、新聞・その他紙・布類2.0%増
容器包装プラスチックが26.7%も増加している、
大分市のごみ有料化(指定有料ごみ袋)は、「燃やせるごみ」と「燃やせないごみ」ということで、
資源に出せばこれまで通りのインセンティブが働いているのか、、
紙類回収、いわゆる「雑がみ」、、
大分市では「長さ3㎝×幅5㎜以上の紙」の紙切れもOKとなっている
他都市で、大きさまで具体的に触れている場合、「名刺」以上というところは目にしたことがあるが、、、
ちょっとユニーク、、しかし、あまり小さくしているせいか、Q&Aで、『小さな紙(幅5ミリ、長さ3センチ以上)は「雑紙」としてリサイクルしますので、封筒や本に挟んで出すことができます。 その場合、封筒は中身が散乱しないよう小さなクリップ等で留め、本の場合は、しっかりと紐で結んで出してください』となっているが、、、わざわざクリップで留める必要はないように思うが、、
蛇足ながら、大分市も、当然、、事業系のごみ
「リサイクル可能な紙類は、市の清掃工場では受け入れできません!」となっている。
■ 大分市家庭ごみ有料化から1年
大分放送 2015年11月2日
大分市の家庭ごみ有料化から丸1年がたちました。去年11月から今年9月までに大分市で出た「燃やせるごみ」の量は7万5000トンあまりで、有料化の前 と比べて8500トン減少しました。また「燃やせないごみ」も718トン減り、いずれも10%以上の削減効果がありました。また分別が進んだ結果「資源プ ラ」の回収量は劇的に増えていて、増加率は月平均で26.7%に及んでいます。一方「古紙・布類」の回収量は微増に留まっています。大分市では長さ3セン チ、幅5ミリ以上の紙類は資源ごみと定めています。印刷物やメモ用紙など、一度使った紙は本来は「古紙・布類」に分類されます。一方、FAXやレシートに 使われる「感熱紙」は「燃やせるごみ」として出すことができます。自治体や金融機関から届く糊付けされた「圧着ハガキ」は通常のハガキとは違い、リサイク ルできないので、「燃やせるごみ」となります。一方、間違いやすいのが、プラスチックハンガー。プラマークがついていないものは、すべて「燃やせるごみ」 となります。またゴミ袋の種類や分別方法が間違っている「違反袋」の総数は12万5000袋に上ります。制度開始から減少傾向にありますが、依然として課 題となっています。家庭ごみの有料化から1年。市民の間でもリサイクル意識の高まりがみられるこの機会に更なるごみの減量を進めていくことが求められま す。
大分市
リサイクルおおいた2015年11月1日号 (PDF:9MB)