■ 「経産・環境省が閣議決定違反」 プラ容器再利用で規制改革会議
日本経済新聞 2015年10月2日
政府の規制改革会議は２日の作業部会で、経済産業省と環境省がプラスチック製容器のリサイクルを巡る規制緩和で「閣議決定に違反した状態が続いている」として改善を要請した。
2013年６月に閣議決定した規制改革実施計画では、プラスチック製容器のリサイクル時の入札制度法の見直しの検討などについて「14年度に結論を得て措 置」としていたが、検討を１年以上放置しているとしている。入札ではプラスチックをプラスチックとして再生する処理コストの高い方式に優先枠を設けてい る。環境省はリサイクルの趣旨に沿うとして、この入札制度の維持を主張。一方、経産省は見直しの検討に前向きだ。
経産省と環境省がそれぞれ所管する審議会の合同会議で検討することにしていたが調整がつかず、14年９月以降は会議が開かれていない。両省は２日、早期に再検討に着手することを確認した。
容リ法改正の環境省、経産省の審議会の合同会合、、、
昨年9月で審議はぱったり中断したまま～
意見対立で、合意点も着地点も見いだせなかったのか、あからさまにぷっつり、、
こういうかたちででてくるとはね、、、事業者の執念か、
規制改革、「閣議決定に違反」、、
プラスチック製容器のリサイクル時の入札制度法の見直し、、、
合同会合では、プラスチックの再商品化事業、、事業者サイドは、現状の材料リサイクルの優先枠（50％）を撤廃して、処理単価を抑えたいのがあからさまで、プラスチックのケミカルリサイクルの事業者も同様に優先枠の撤廃を求めていた～、
昨年9月でぷっつり中断している合同会合 ↓↓
産業構造審議会 産業技術環境分科会 廃棄物・リサイクル小委員会 容器包装リサイクルＷＧ
中央環境審議会 循環型社会部会 容器包装の３Ｒ推進に関する小委員会 合同会合
◆委員名簿
◆議事次第資料・議事録一覧
平成26年9月24日 産業構造審議会産業技術環境分科会廃棄物・リサイクル小委員会容器包装リサイクルワーキンググループ（第１５回） 中央環境審議会循環型社会部会容器包装の３Ｒ推進に関する小委員会（第１４回）第１４回合同会合 議事次第・資料 ／ 議事録
●規制改革会議にかんする緊急のご要望（全国都市清掃事業連合会）平成25年3月26日
要望書の中では、規制改革のメンバーに新日鉄の委員が入っていて、
そこで、プラスチック製容器包装のリサイクル入札制度の適正化が検討課題に入れられたとなっている～