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札幌市内、ごみ収集車火災頻発 スプレー缶、ルール誤認?

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札幌市内、ごみ収集車火災頻発 スプレー缶、ルール誤認?
北海道新聞-2015年9月17日
 札幌市内で15、16の両日、ごみ収集車の火災が4件相次いだ。いずれも穴が開けられていないスプレー缶の混入が出火原因とみられる。市消防局は 「10月から清田区の一部で切り替わる『穴開け不要』が、全市で行われていると誤認されている可能性もある」とし、ごみ出しルールの確認を呼び掛けてい る。
 16日午前、豊平区内の路上で不燃ごみを回収中の収集車から出火。けが人はなかったが、焼け跡からスプレー缶が見つかった。消防局によると、可燃 性ガスが残った缶を車内で圧縮した際、火花が出て引火した可能性が高いという。同区内では15日にも、同様の火災が3件相次いだ。
 現行の市のルールでは、スプレー缶やカセットボンベは中身を使い切った上で穴を開け、不燃物と別の袋に入れて捨てることになっている。しかし、穴 開け作業が原因とみられる死亡火災が市内で昨年、今年と2年続けて発生。これを受け、市は10月から清田区の一部で収集車にかごを取り付け、圧縮せずに回 収する方式を試験的に導入する。
 市は段階的にこの廃棄方法を全市に広げる考えだが、市消防局は「市内全域でルールが変わったと誤った情報が伝わっている可能性もある」と指摘。収 集車火災は今年これまでに38件あり、例年の発生件数は60件程度に上るという。市環境事業部は「作業員の命に関わる危険もある。対象地域以外は従来通り のルールで捨ててほしい」と訴える。
 市は穴開けが不安な市民を対象に、各消防署などで無料回収を受け付けている。問い合わせは同部(電)211・2916へ。(綱島康之)

そもそも、「10月から清田区の一部を対象に 試験的に導入」が、、
まだ9月の段階で、清田区以外の地域で「穴開け不要」と誤認、、、
ということは、逆に考えると、これまでは、穴開けが徹底されていたということなんだろうか、

「穴開け」による危険も、「使い切って」の徹底も、難しい、、、
やはり、パッカー車に入れずに別回収するしかないのだろう。
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