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低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理の認定申請について(日本シーガテック株式会社)

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環境省 2015/09/11
■低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の無害化処理の認定申請について(日本シーガテック株式会社)
環境省では、低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正処理を推進するため、廃棄物処理法に基づく無害化処理の認定を実施しています。
この度、日本シーガテック株式会社より、低濃度ポリ塩化ビフェニル廃棄物に係る無害化処理の認定申請があり、同申請書等の縦覧を開始しましたのでお知らせします。

1.申請の概要
(1)申請者の住所、名称、代表者の氏名
 東京都港区芝浦3丁目13番3号
 日本シーガテック株式会社  代表取締役 長手 裕

(2)施設設置場所
 京都府福知山市長田野町三丁目17番

(3)施設の種類
 廃ポリ塩化ビフェニル等又はポリ塩化ビフェニル処理物の分解施設
 ポリ塩化ビフェニル汚染物又はポリ塩化ビフェニル処理物の洗浄施設

(4)処理を行う廃棄物の種類
・廃ポリ塩化ビフェニル等のうち、電気機器又はOFケーブル(ポリ塩化ビフェニルを絶縁材料として使用した電気機器又はOFケーブルを除く。)に使 用された絶縁油であって、微量のポリ塩化ビフェニルによって汚染されたもの(以下「微量ポリ塩化ビフェニル汚染絶縁油」という。)が廃棄物となったもの
・ポリ塩化ビフェニル汚染物のうち、微量ポリ塩化ビフェニル汚染絶縁油が塗布され、染み込み、付着し、又は封入されたものが廃棄物となったもの

縦覧場所、意見書の提出など、詳細は~


日本シーガテック(株)、金属Na脱塩素法でPCB分解のようだ~
JESCOの豊田事業所、北海道事業所と同じ分解方式
微量PCB、低濃度PCBとはいえ、採算とれるのだろうか?


日本シーガテック(株)HPから転載

RPH法 - 低濃度・微量PCB汚染トランス及び絶縁油の処理に使われる技術

日本シーガテック(株)のRPH法(浄化絶縁油再充填加熱処理法)がPCB処理技術調査検討委員会(※) による技術評価を受け、平成26年7月22日付けで「変圧器の容器及び内蔵されている部材のPCBを抽出可能な分解・洗浄システムであることを認める。」 との内容の評価書を取得しました。
今後は、微量PCB廃棄物処理の事業化を図ってまいる所存です。
※環境省がPCB廃棄物処理技術を評価するために産業廃棄物処理事業振興財団に設置している委員会

特長

1.コンテナ2台に搭載された可搬式装置
・大型機器のオンサイト処理可能
・汚染絶縁油・機器の運搬に伴う汚染拡散リスク防止
2.PCB汚染絶縁油処理に化学処理法の採用
・原理的にダイオキシンの発生なし、また排水もなし
・比較的低温(120℃)・常圧での処理で、安全性が高い
3.PCB汚染機器の洗浄剤に浄化絶縁油を使用
・汚染絶縁油、使用済み洗浄剤の焼却処分不要
・洗浄に使用した絶縁油を最終的に浄化処理、再利用

概要 1..微量PCB汚染機器から抜油した汚染絶縁油を、金属Na脱塩素法によりPCBを分解除去し、浄化絶縁油とする。

2.小型機器は浄化した絶縁油を洗浄剤として汚染機器に再充填、常圧下で加熱しながら浸漬洗浄。大型機器は、浸漬洗浄に加え、再充填した浄化絶縁油を加熱しながら循環洗浄する。

1、2の工程の繰り返しにより、微量PCB汚染機器の浄化を行う。





●化学分解処理装置





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