■ 協議会設立見送り - 奈良市ごみ処理施設建設
奈良新聞 (会員登録) 2015/09/07
奈 良市が計画するクリーンセンター移転建設問題で、候補予定地の東里地区自治連合会(西窪弘之会長、10自治会)が設立を模索していた「検討協議会(仮 称)」が、地元の意見がまとまらず、見送る決定をしていたことが5日、分かった。地元はクリーンセンター受け入れに反対しており、「協議会を設置すること 自体、施設受け入れを容認したと誤解される」として慎重論が根強く出ていた。協議会設立を待って、移転に向けた地元交渉を始める予定だった市側のもくろみ は大きく外れる格好となり、一層の難航が予想される。
市環境清美工場(4炉)は建設から30年余が経過。市と、現工場がある左京5丁目など北部住民らによる公害調停成立を 経て、平成18年に有識者や住民らによる「市クリーンセンター建設計画策定委員会」が設置され、移転候補地を選考。その結果、23年3月に市は中ノ川町と 東鳴川町にまたがる民有地(33・3ヘクタール)を「最終候補地」とし…
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