■ 北九州工場事故:溶解炉のある事業所に安全徹底呼びかけ
毎日新聞 2015年9月7日
北九州市若松区藤ノ木のアルミメッキ加工業「新興アルマー工業」の工場で1日に溶解炉の破損による水蒸気爆発事故が起きたのを受け、市消防局は7日、溶解炉のある市内の全事業所に対する一斉指導を開始した。安全対策の徹底を呼びかけていく。
爆発事故は、アルミニウムの溶解作業中に溶解炉が破損し、漏れたアルミニウムと床に張り巡らしている水路の水が反応して水蒸気爆発を起こした。市 消防局はこの日は新興アルマー工業などを訪れ、溶解炉周辺の設備の管理状況や火気の取り扱い状況などを点検した。指導対象は23事業所の95施設で、30 日までに実施する。
爆発事故によるけが人はいなかったが、市消防局は「各事業所はこの事故を対岸の火事としないでほしい」としている。【田中韻】
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