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福島復興へ火力2基計画 東電・三菱重工など5社が合意 <石炭ガス化複合発電(IGCC)>

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図2 IGCCの概念図
NEDO「石炭をガス化して高効率化を実現「石炭ガス化複合発電(IGCC)」」より転載


福島復興へ火力2基計画 東電・三菱重工など5社が合意  
産報-2015年8月27日
 東京電力、三菱重工業、三菱商事、三菱電機、常磐共同火力の5社は8月19日、東電が検討する福島復興に向けた世界最新鋭の石炭火力発電所プロ ジェクトの推進に関する基本合意書を締結したと発表した。東電・広野火力発電所(福島県広野町)と常磐共同火力・勿来発電所(いわき市)にそれぞれ約54 万キロワットの石炭ガス化複合発電(IGCC)プラントを1基ずつ建設・運用する計画。同プロジェクトを通じ、福島県の経済再生を後押しする産業基盤や雇 用機会を創出するとともに、次世代のクリーンコールテクノロジーであるIGCC技術分野で世界をリードする。
 5社は今回の合意に基づき「福島復興電源コンソーシアム」として、20年代初頭を予定する運転開始に向け本格的な検討に入る。
 建設最盛期には2つのプラント合計で1日あたり最大2000人規模の雇用を創出し、環境アセス着手から運用を含めた数十年間で、福島県内に1基あたり総額800億円の経済波及効果と試算する。
 従来の石炭火力発電は石炭を燃やした熱で蒸気を発生させ蒸気タービンで発電する。IGCCは、石炭をガス化し、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクルで発電する。
同規模の従来型発電方式に比べ、送電端熱効率が約48%と高効率なうえ、CO2排出も約15%低減できる。また、高温高圧のガス化炉で石炭中の灰分を溶融スラグ化して排出するため、従来の石炭火力では利用が困難な灰融点の低い石炭も活用できる。

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NEDOのサイトに、
「石炭ガス化複合発電(IGCC)」についてとても詳しく出ているが~


nedo 実用化ドキュメント

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石炭をガス化して高効率化を実現
「石炭ガス化複合発電(IGCC)」

三菱日立パワーシステムズ株式会社/
常磐共同火力株式会社

取材日: November 2013

発電効率48~50%
石炭消費量20%削減を目指す(従来の最新鋭火力発電対比)

石炭は化石燃料の中で最も採掘可能な埋蔵量が多く、安価な燃料です。また、石油や天然ガスのように資源の偏在性も少なく、石炭の生産国は世界中に多数存在します。しかし、その一方で、他の化石燃料に比べて最もCO2排出量が多く、硫黄や灰分などの環境負荷物質を多く含むという欠点があります。

 

図3 空気吹き2段噴流床石炭ガス化炉の原理

詳細は~

 

いろいろ技術革新ではあるのだろうが、、、
それにしても「石炭火力」「ガス化炉」ちょっとなんだか~

 


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